韓国・ソウルの仁川国際空港第2ターミナルで、プライオリティパスで入れるラウンジを2つハシゴしてきたので、雰囲気などお伝えしていきます。
ハシゴが目的だったわけではなく、やむを得ずハシゴすることになってしまったのですが、1つのラウンジはあまり良くなかったので、ラウンジ利用を検討している方の参考になれば嬉しいです。
仁川国際空港 第2ターミナルのラウンジ
仁川国際空港の第2ターミナルには、プライオリティパスで入れるラウンジが3つありました。(2024年10月時点)
プライオリティ・パスの公式サイト
LOUNGE. L
第2ターミナル エアサイド
国際線出発エリア、ゲート231付近
Matina
第2ターミナル エアサイド
国際線出発エリア、ゲート252付近
SKY HUB LOUNGE(旧SPC LOUNGE)
第2ターミナル エアサイド
国際線出発エリア、ゲート268付近
場所をマッピングすると、こんな感じ。搭乗ゲートが両側に広がっているターミナルの、真ん中と両角に位置しています。
第1ターミナルよりは、ラウンジも少なめです。
LOUNGE. L(ゲート231付近)
搭乗手続きと手荷物を預け、1番の出発ゲートから出国しました。
出国審査を経て制限エリア内に入ると、免税店がズラッと並んでいます。
オンラインチェックインをしていたこともあり、自分の搭乗ゲートをしっかり見ることなく、「ラウンジ」の表示に導かれるがまま右へ向かって歩いていました。これが失敗の始まりなんですけどね。
ゲート231番までは歩いてすぐ、「Transfer Lounge」が大きく見えてきます。
エスカレーターを上ると、誰でも寛げるエリアが広がっていました。寝られるエリアまでありました。さすが世界最大級のトランジット空港。
奥まで歩いていくと、ラウンジがあります。
プライオリティパスと搭乗券を提示して、ラウンジへ。
おしゃれカフェのような空間です。空いていて、とっても静かです。
個室のような1人用のボックス席もありました。
ちょうどお腹がペコペコだったので、お昼ごはんを食べます。
韓国の空港ラウンジではお約束の、自分でつくれるビビンバとカップラーメン。ラーメンは持って帰れないようにフタが開けてあるのも見慣れました。
他にもホットミールが豊富。
トッポキにタンスユク(酢豚)、美味しかった。
キムマリとマンドゥ(餃子)は中が春雨で美味、チキンは辛くて超美味でした。
牛骨スープと書いてあり、ネギと塩胡椒が置いてあるからソルロンタンかと思ったんですが、ソコギ不在でした。でも美味しかった。
他にも、サラダやパンも。
お食事がとても豊富で、どれもこれも美味しかったです。
ビールはクラウド。現地ではCASSばっかり飲んでいたので、嬉しい。ちょっとサーバーの勢いが凄すぎて、毎回泡だらけビールにはなりましたけどね。
ワインも赤・白とあり、コーヒーメーカーも本格的。
ソフトドリンクは缶やペットボトルで。機内用にお水を1本いただきました。これ本当にありがたい。
さて、とにかく個人的に完璧だった「LOUNGE. L」ですが、何故ハシゴすることになったかというと、自分の搭乗ゲートが全くの逆側だったんですね〜。
しっかり確認しろって感じなんですが、ちょっと遠すぎるので、搭乗ゲートから近いラウンジへ移動することにしました。
結論から言うと、この「LOUNGE. L」は素晴らしく、次に行くラウンジが酷かった…。
SKY HUB LOUNGE(ゲート268付近)※ 旧SPC LOUNGE
254番ゲートからの出発便だったため、すぐ近くのラウンジへ移動します。700メートルほど歩くと反対側の搭乗ゲートエリアへ到着しました。
先ほど行ったLOUNGE. Lがあった場所と左右対称な感じで再びの「Transfer Lounge」が。
ここも同じくエスカレーターを上って5階へ。奥まで歩くとラウンジの入口があります。
現在は「SKY HUB LOUNGE」となっているようですが、私が利用したときは「SPC LOUNGE」という名称でした。
ラウンジ内はスタイリッシュな雰囲気です。こちらも空いていましたが、スタッフの事務所のような場所が隣接しており、なかなかの音量で声が聞こえてきます。
先ほどのラウンジでご飯は食べてきたので、ビールを飲もうと思ったら。
Sold out…そーるどあうと…?
ワインも赤ワインしか残っておらず、その他のアルコールはありませんでした。ラウンジ入るときに教えてよ…。
ラウンジでジュースを飲む日が来るとは。酒飲みとしては悲しい気持ちです。
食事は、安定のビビンバとカップラーメンはありましたが、その他の韓国料理はありませんでした。
唐揚げやポテト、サンドイッチやケーキなどがありました。
一見キレイに見えるのですが、結構な数で小バエのような虫が飛んでいて、青ざめました。衛生面不安です。
足を伸ばせる席があったので、こちらに座りました。そして先ほどの飛んでいる小バエさんたちがこちらにも。4匹くらいがブンブンしていました。
イスもよく見るとシミが多く、とても座っていられませんでした。別の席に移動しましたが、どの席もあまりキレイではない…。
私がこのラウンジを利用した頃の韓国は、トコジラミのニュースが報道されていたこともあり、とても不安になりました。
せめて充電だけでも…と思ったんですが、反応しませんでした。何なんだ、このラウンジ。
長居はできず、このラウンジはすぐに出たのでした。
仁川国際空港はラウンジに入らなくて良いかも
仁川国際空港はとても大きな空港なので、お店がたくさん。レストランはもちろん、カフェやコンビニ、薬局まであり、ひとつの街のようでした。
第2ターミナルのTransfer Loungeエリアには、ラウンジ外の場所に寛げそうなイスやソファもたくさんあり、わざわざラウンジを利用しなくて良かったかもしれないなと思いました。
プライオリティパスについて
空港ラウンジを利用する場合は、プライオリティパスが必須アイテムです。
今回のように2つのラウンジをハシゴすることになってしまっても、プライオリティパスを持っていれば問題ありません。
利用する航空会社がLCCだったとしても、関係なくラウンジは利用できます。
次回もし自分が仁川国際空港の第2ターミナルを利用するとしたら、ラウンジは使わないかもしれませんが、、無料で食事やアルコールが頂ける場所があるのはありがたいのです。
世界中の空港ラウンジが使えるプライオリティパス、次の海外旅行でも活躍させる予定です。