アシアナ航空は評判通り?成田ーソウル往復エコノミークラス搭乗記録

SFC
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韓国の航空会社であるアシアナ航空を利用し、成田 ーソウル・仁川路線を往復で利用しました。

アシアナ航空のエコノミークラスに実際に搭乗してみて感じたことを、体験記として記録していきます。
近距離路線であるためか、フルサービスキャリアであるのにアルコールの提供がなかったり、機材によって充電できなかったり、不便な部分も多かったです。

アシアナ航空とは

アシアナ航空の機体デザイン

アシアナ航空は、韓国を拠点とする航空会社です。LCCではなく、FSC(フルサービスキャリア)です。スターアライアンス加盟エアラインなので、ANAマイルが貯まります。

もう1つの韓国の航空会社である大韓航空との合併がほぼ決定しているため、今後アシアナ航空に搭乗できる機会はなくなってしまうと思います。

スターアライアンスからも脱退してしまうというウワサもあるので、スターアライアンス ゴールドメンバーの方々は韓国へ旅行する際の特典が利用できなくなってしまいます。

どうなってしまうかまだわかりませんが、スターアライアンス ゴールドメンバーの特典を利用するために、今回最後になるかもしれないアシアナ航空を選びました。

予約確認・事前座席指定

アシアナクラブに入会すると10%オフクーポンがもらえたので、アシアナクラブに入会し、アシアナ航空のサイトから航空券を予約・購入しました。

スカイスキャナーやTrip.comなどの旅行代理店サイトを通じて予約している場合は、予約番号で予約の確認ができます。

アシアナ航空のWebサイト で、予約内容を確認すると、事前に座席を指定することができました。

アシアナ航空の事前座席指定
アシアナ航空の事前座席指定

オレンジ色は有料座席ですが、無料座席もたくさんあるので、いったん指定。オンラインチェックイン時に有料座席も開放されるので、空いていれば変更できます。

48時間前からチェックイン開始

チェックインは、フライトの48時間前からアシアナ航空のWebサイトかアプリからできます。

アシアナ航空のオンラインチェックイン
アシアナ航空のオンラインチェックイン

有料座席だった席が開放されていましたが、搭乗前日にチェックインしたためか、すでに埋まっていました。その代わりに埋まっていた無料座席が空いています。

有料座席の開放を狙うなら、48時間前(搭乗2日前)にチェックインした方が良いかもしれません。

成田空港 第1ターミナルから出発

アシアナ航空は、成田空港第1ターミナルを利用します。

チェックインは事前に済ませてありますが、アシアナ航空は成田空港の自動手荷物預け機が利用できないため、カウンターで荷物を預ける必要があります。

カウンターは南ウィングHカウンター。やや遠めです。

成田空港 アシアナ航空カウンター

出発2時間半前にカウンターがあくとのことで、2時間半前に行きましたが、既にすごい人でした…。

成田空港 アシアナ航空カウンター

私はSFC修行を経て、スターアライアンス ゴールドメンバーになったので、優先レーンを利用しました。列はなく、少し待っただけで荷物の預け入れ完了。

通常のエコノミークラスの列は20〜30分ほど並ぶのではないかな、という行列でした。

成田空港 ゴールドトラック

セキュリティチェックはほとんど並んでいませんが、せっかくなのでゴールドトラックを利用。あっという間に出国完了。

ラウンジでゆっくりしてから、出発です。

アシアナ航空エコノミークラスの座席

行きの機体は、A380でした。2階席まであるジャンボ機です。

アシアナ航空の機内

アシアナ航空のロゴの赤より落ち着いたベージュとえんじ色の座席。

アシアナ航空の座席の広さ

足元の広さは普通。電源が付いていました。

アシアナ航空の個人モニタ

液晶モニタと、その横にUSBポート。充電もしっかりできました◎

アシアナ航空のイヤホンジャック

イヤホンジャックは、アームレストに。隣に人がいると、やや使いずらい位置にありました。

AirFLYをさして、AirPodsで機内エンタメを楽しめます。

アシアナ航空の機内

帰りの機体はA330-300です。行きとは異なり、モニタも小さいしUSBポートもありません。
電源が足元にありましたが、お隣の席にだけ設置されており、1人搭乗の私は使うことができませんでした。

アシアナ航空の機内食

出発して40分後に機内食が配られます。フライト時間が短いということもあり、1種類のみ。

アシアナ航空の機内食

行きは、ソースカツ丼?みたいな感じでした。量は少なめ。コチュジャンはいったい何に使うのかわからないまま。

アシアナ航空の機内食

帰りは、チキンのクリーム煮のような感じでした。

特別美味しくもなく、不味くもなかったですが、この機内食ならなくて良いなと思いました。
…ってことは、韓国行くならLCCで十分なんだなと強く実感。

飲み物は、水・オレンジジュース・コーラの3種類のみ。国内線でも飲み物の種類はもっとあるのに…水かジュースかコーラだけ…驚きです。

国際線ではお酒が飲めるのを楽しみにしているので、普通にビールをお願いしてみたら、はぁ?って顔されました。アルコールの提供はないようです。

ANAの機内食
羽田→金浦線のANA機内食

ANAで韓国へ行った際、お酒はいただけたので、その感覚でいました…。

その後選択権さえもらえず、無言でコーラを渡されたのでした。

【2024年6月追記】
アルコールの提供がないのは成田 ー 仁川のみ、羽田 ー 金浦路線はアシアナ航空でもお酒飲めるようです。

仁川国際空港 第1ターミナルから帰国

仁川国際空港から帰国する場合、アシアナ航空は第1ターミナルを利用します。第1ターミナルは本当に大きなターミナルなので、少し早めに行きました。

仁川国際空港 第1ターミナル アシアナ航空カウンター

アシアナ航空のカウンターはA〜Cです。これまた一番端まで歩くことに…。電車で仁川まで行くと、かなり歩きます。

仁川国際空港では自動手荷物預け機が利用できます。世界各所へ向かうアシアナ航空利用客が利用するカウンターですが、Cカウンターの自動手荷物預け機は誰も並んでいませんでした。

仁川国際空港 第1ターミナル アシアナ航空カウンター

私はスターアライアンス ゴールドメンバーですが、この自動手荷物預け機が利用できませんでした…。

Bカウンターへ行くように言われ、Bカウンターは10人ほど並んでいました。

預け入れ荷物の優先タグ

自動手荷物預け機だと「PRIORITY」処理ができないのかな、と推測。

仁川国際空港 第1ターミナル 出国

出国時、成田空港のようなゴールドトラックはありませんでした。

ラウンジは、アシアナラウンジとシンガポール航空シルバークリスラウンジが利用できます。

アシアナ航空の利用で貯まるANAマイル

アシアナクラブに入会して予約しましたが、積算されるマイルはアシアナマイルではなく、ANAマイルとして付与してもらうように空港のカウンターでお願いしました。

アシアナ航空で付与されたANAマイル

ANAマイルは搭乗から3日後に付与され、プレミアムポイントもついていました。

ただ、予約時に表示されていた積算マイルの半分しか、ANAマイルには貯まりませんでした。

予約時に表示されていた
マイル数
実際に貯まった
ANAマイル数
付与された
プレミアムポイント
成田 → 仁川531 マイル227 マイル227 ポイント
仁川 → 成田758 マイル379 マイル379 ポイント

ANAマイルを貯めるのが目的だった訳ではないので、マイルが付与されるだけ嬉しいのですが、思っていたより少なかったです。

韓国へ行くならLCCで良いかも

フルサービスキャリアである大韓航空ならJALマイル、アシアナ航空ならANAマイルが貯まりますが、ソウルまでの2時間半、機内食などのサービスはやっぱり必要ないなと感じました。

フライト時間が短すぎて、映画1本も落ち着いて見られませんし、機内食があると慌ただしい。

韓国への路線はLCCが充実しているので、今後はLCC一択かなと思ったのでした。