タイの首都バンコクにあるスワンナプーム国際空港(BKK)は、世界最大級の国際空港として有名です。広大なターミナルだけあって、ラウンジもたくさんあります。
今回は、バンコク・スワンナプーム国際空港のプライオリティパスで入れるラウンジについてまとめていきます。
バンコク・スワンナプーム国際空港のラウンジ
バンコク・スワンナプーム国際空港は、航空会社によってターミナルが異なることはなく、大きな1つのターミナルになっています。その分ターミナルはとても広く、ラウンジもたっくさんあります。実に、プライオリティパスで入れるラウンジは16ヶ所!(2024年9月時点)
ターミナルは「コンコース」という記載でエリア分けされており、プライオリティパス公式サイトでは「コンコース」ごとに対象ラウンジが記載されているので、実際どのあたりにあるのか、とてもわかりにくい。
プライオリティパス公式サイト
ターミナル全体図を作成して、プライオリティパスで入れるラウンジをマッピングするとこんな感じになりました。(独自まとめ)
16ヶ所もあるので、各ラウンジの名称と営業時間についてまとめていきます。番号は、全体図にマッピングした番号と同じです。
No | コンコース | ラウンジ名 | 場所 | 営業時間 |
---|---|---|---|---|
1 | コンコースA | Miracle First Class Lounge ミラクルファーストクラスラウンジ | レベル3 ブロック2 | 24時間 |
2 | Miracle First Class Lounge ミラクルファーストクラスラウンジ | レベル3 ブロック2 | 24時間 | |
3 | コンコースC | Miracle First Class Lounge ミラクルファーストクラスラウンジ | レベル3 ゲートC1A付近 | 24時間 |
4 | The Coral Finest Business Class Lounge ザコーラルファイネストビジネスクラスラウンジ | レベル3 ゲートC2A付近 | 24時間 | |
5 | The Coral Finest Business Class Lounge (Cocoon) ザコーラルファイネストビジネスクラスラウンジ | レベル3 ゲートC1付近 | 24時間 | |
6 | コンコースD | The Coral Finest Business Class Lounge ザコーラルファイネストビジネスクラスラウンジ | レベル3 ゲートD1付近 | 24時間 |
7 | Miracle Business Class Lounge ミラクルビジネスクラスラウンジ | レベル3 ゲートD5の向かい側 | 24時間 | |
8 | Miracle First Class Lounge ミラクルファーストクラスラウンジ | レベル3 ゲートD6の向かい側 | 24時間 | |
9 | Blue Ribbon Club Lounge バンコク・エアウェイズの VIP/プレミア/プレミアプラスクラスで 搭乗する人のみ利用可能 | レベル3 ゲートD7の向かい側 | 6:00~8:15 10:30~13:40 15:00~17:20 | |
10 | Turkish Airlines Lounge ターキッシュエアラインズラウンジ | レベル3 ゲートD8を通過して右側 | 24時間 | |
11 | コンコースE | Oman Air First & Business Class Lounge オマーン航空ラウンジ | レベル3 コンコースE入口 | 24時間 |
12 | コンコースF | Miracle Business Class Lounge ミラクルビジネスクラスラウンジ | レベル3 ゲートF2付近 | 24時間 |
13 | Air France – KLM SkyLounge エースフランス KLMスカイラウンジ | レベル3 ゲートF2付近 | 6:30〜1:30 | |
14 | コンコースG | Miracle First Class Lounge ミラクルファーストクラスラウンジ | レベル3 コンコースG入口 | 24時間 |
15 | Miracle Business Class Lounge ミラクルビジネスクラスラウンジ | レベル3 ゲートG2の向かい側 | 24時間 | |
16 | Miracle First Class Lounge ミラクルファーストクラスラウンジ | レベル4 ゲートG2の向かい側 | 24時間 |
搭乗ゲートに近いラウンジを利用する
スワンナプーム国際空港はとにかく広いので、搭乗ゲートに近いラウンジを利用するのがマストです!
搭乗券を確認すると、私が利用したときは「E6」の搭乗ゲートでした。つまり、コンコースEへ移動しておくべきだったのに、プーケットからのトランジットでコンコースA付近でゆっくりしていたら、コンコースAからEへの移動は早歩きで20分以上かかりました。(焦)
各コンコース、かなりの広さです。
ただ、ターミナル全体図にラウンジをマッピングしてみると、必ずしも搭乗ゲートがあるコンコースのラウンジを利用しなくても、近いラウンジがあることがわかりますね。
搭乗ゲートまでの距離を確認して、ラウンジを利用するようにしてみてください。
ミラクルラウンジが9ヶ所
ラウンジを一覧化してみると、16ヶ所中9ヶ所がMiracle Lounge(ミラクルラウンジ)というラウンジです。先ほどの全体図にミラクルラウンジだけを色付けしてマッピングするとこうなっていました。
- 1:コンコースA – ファーストクラスラウンジ
- 2:コンコースA – ファーストクラスラウンジ
- 3:コンコースC – ファーストクラスラウンジ
- 7:コンコースD – ビジネスクラスラウンジ
- 8:コンコースD – ファーストクラスラウンジ
- 12:コンコースF – ビジネスクラスラウンジ
- 14:コンコースG – ファーストクラスラウンジ
- 15:コンコースG – ビジネスクラスラウンジ
- 16:コンコースG – ファーストクラスラウンジ(15と入口は同じ)
ビジネスクラスラウンジとファーストクラスラウンジの2種類ありますが、名前の通りファーストクラスラウンジの方が食事や設備は充実していた印象です。
ザ コーラル ファイネスト ラウンジが3ヶ所
ミラクルラウンジ同様、The Coral Finest Lounge(ザ コーラル ファイネスト ラウンジ)という同じ名前のラウンジも3ヶ所ありました。全体図にマッピングするとこう。
- 4:コンコースC – ビジネスクラスラウンジ
- 5:コンコースC – ビジネスクラスラウンジ(Cocoon)
- 6:コンコースD – ビジネスクラスラウンジ
⑥付近には、ファーストクラスラウンジもありますが、こちらはプライオリティパスでは利用できません。ザ コーラル ファイネスト ラウンジで利用できるのは、ビジネスクラスラウンジのみです。
航空会社ラウンジが4ヶ所
プライオリティパスで利用できる航空会社ラウンジも4ヶ所あります。全体図にマッピングすると、こうなっています。右側(図では右だけど方位は西側)に多くありますね。
9:Blue Ribbon Club Lounge
コンコースD
※ バンコク・エアウェイズのVIP/プレミア/プレミアプラスクラスで搭乗する人のみ利用可能
10:ターキッシュエアラインズラウンジ
コンコースD
11:オマーン航空ラウンジ
コンコースE
12:エールフランス KLMスカイラウンジ
コンコースF
航空会社ラウンジは、その国の料理や雰囲気を感じられるので、個人的には航空会社ラウンジが好き。
⑨ブルーリボンラウンジのみ、バンコク・エアウェイズ搭乗の人しか使えませんが、それでも航空会社ラウンジが3つもあるのは嬉しいです。
プライオリティパスについて
空港ラウンジを利用する場合は、プライオリティパスが必須アイテムです。
スワンナプーム国際空港はプライオリティパスで利用できるラウンジが16ヶ所もあるので、プライオリティパスを持っているととても便利です。
利用する航空会社がLCCだったとしても、関係なくラウンジは利用できます。
無料で食事やアルコールが頂ける場所があるのはありがたい!世界中の空港ラウンジが使えるプライオリティパス、ぜひ海外旅行で活躍させてみてください。