エアージャパンに乗ってみた!遅延の確認&座席指定の方法など解説

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ANAの新規LCCブランドであるAir Japan(エアージャパン)で、成田空港からソウル・仁川空港までの路線を利用しました。

新規就航以来、エアージャパンでは頻繁に遅延が発生しており、搭乗前に遅延状況を調べながらドキドキしていました。どのように調べたら、自分の搭乗便の遅延を予測できるかについてお伝えしたいと思います。

また、チェックインや座席指定がどうなっているのか、こちらも解説していきます。

新規参入らしく空港スタッフの方も慣れない感じがあったのと、他LCCに比べると思うところも多かったので、エアージャパンの利用を検討している方はぜひ参考にしていただけると嬉しいです。

エアージャパンとは

Air Japan(エアージャパン)はANAが新たに立ち上げたLCCブランドで、2024年2月からバンコク路線とソウル路線が就航したばかりの新しい航空会社です。

「ANAと同じ安全・運航基準で運航し、サービスをシンプルにする」と謳っており、FSC(フルサービスキャリア)でもLCCでもないそうです。

…とは言え、感覚としては普通のLCCです。

ANAで使用していた機体をリニューアルし、現在1機体制で運航しています。(2024年4月時点)
そのため、遅延が多いように感じるので、予約する際には遅延を覚悟して予約するほうが良いと思います。逆に遅延なしで運航したらラッキーかも。

韓国への路線はLCCだけでも8社以上あり選択肢が多いので、旅行予定にあった航空会社を選ぶことをおすすめします。

エアージャパンの遅延確認方法

前述の通り、エアージャパンは現在1機体制で運航しています。(2024年4月時点)

その1機のスケジュールがこうなっています。

毎日フル稼働です。このどこかに遅延が発生したら、後続便が芋づる式に遅延するという仕組み。
運航のない月・火・金曜日のタイミングで、整備や遅延の巻き返しをしている感じだと思います。

2024年4月26日からシンガポール路線が就航し、2機体制になるようですが、ギリギリ状態は変わらないでしょうね。

エアージャパンのサイトから運航状況 が確認できますが、自分の搭乗便の遅延予測方法としては、同じ行き先ではなく全体の運航状況を見ること

ソウル便を利用する場合は、バンコク便の運航状況を確認してみてください。

こうなっていると、成田到着時点で10時を過ぎているので、ソウル便も大きく遅延します。

こうなっていれば、ソウル便も遅延なく運航しそうです。

幸い私は、大幅な遅延はなく搭乗できましたが、予約していた2日前のソウル便は4時間以上遅延していたので、こればっかりは運なのかもしれないと感じました。

エアージャパンは、遅延を覚悟して利用しましょう。

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エアージャパンの事前座席指定

エアージャパンから直接予約した場合でも、航空券比較サイトなどを通じて予約した場合でも、予約番号という6桁の英数字が発行されます。

その予約番号を使って、エアージャパンのサイトから予約状況を確認でき、座席指定や機内食の予約などが可能です。

座席指定は有料で、700〜2,700円まで。無料の座席はありません。

搭乗前日に見てみましたが、ガラガラなので特に指定はしませんでした。

Standardプランで購入した方は800円までの座席指定が含まれていますが、差額なしで指定できるのは700円の座席のみです。後方の真ん中ばかり。
1番高いSelectedプランで購入した方は1,200円までの座席指定が含まれていますが、後方窓側や通路側があるくらいです。

座席指定が含まれているプランでも差額なしで指定できる座席は少なく、基本は有料座席でした。

チェックイン&座席指定は自動

エアージャパンのチェックインは、オートチェックインです。特に操作の必要はなく、勝手にチェックインが完了しています。

これは便利!と思っていましたが、事前に座席を購入していない場合、座席指定も自動で割り振られます

2人で予約していたのに、まさかの離れ離れになりました…。列は同じですが、AとD。席が離れることは想定していなかった。。

搭乗に必要な航空券は、フライト時間の4時間前にメールで送られてくるようですが、私にはメールが届きませんでした。航空券比較サイトを利用している場合、メールが届かないようです。(私はTrip.comで予約しました)

届かなくても大丈夫、空港で発券してもらえるので、カウンターへ行きましょう。

エアージャパンは第1ターミナル南ウィングのEカウンターです。
「航空券のメールが届かなかった」と伝えたら、紙の航空券を発券してくれました。

カウンターへ行ったので、ついでに座席が離れていることを伝えましたが、「システムが自動で割り振るので…」とだけ言われ、座席の変更はできませんでした。

よほど満席なのかと思っていましたが、乗ってみたら座席はガラガラ。我々の周辺(後方)が、詰まっていただけでした。

複数人で予約している方は、席が離れることを覚悟した方が良さそうです。絶対隣が良い場合は、有料座席を購入しましょう。

空港で手荷物の重さを量る

エアージャパンの機内持ち込み手荷物は7kgまでです。

他のLCCで荷物の重さを量ったことはありませんでしたが、エアージャパンはしっかり重さを量りました。

荷物にタグを付けられたので、これが重さを量った証のようなものなのでしょうか…。

エアージャパンの機内・サービス

座席番号ごとに順番が割り振られて、搭乗します。

座席クラスが設定されていると機内には区切りが多いですが、全席エコノミーシートなので区切りがなくとても開放的です。

エアージャパンの曙色が印象的なシート。

足元はしっかり広く、シートがつるっとしていて座り心地バツグン。高級感があります。

これは他LCCと比較しても、すごい!

USBポート(タイプCもある)で充電もしっかりできたし、

スマホスタンドが優秀で、ダウンロードしておいた動画を見るのに重宝しました◎
タブレットも充分に置けそうです。

機内には、有料Wi-Fiがあるという案内がありましたが、現在利用できないようです。

機内エンターテイメントが用意されていたので、繋いでみましたが…

洋画5本、アニメ4本、エアージャパンジャーニーというオリジナル動画が10本あっただけでした。

機内販売もスマホからはできず、CAさんがワゴン車で販売にまわっていました。残念ながらこれが少し慌ただしかったです。

エアージャパンを利用する価値は?

新しい航空会社で話題にもなっていたので、今回エアージャパンを利用してみましたが、感想としてはこんな感じ。

エアージャパンの良いところ

  • 座席が広く、座り心地が良い
  • 日系ブランドの安心感(これは人による)

エアージャパンの残念なところ

  • 遅延の心配が絶えない
  • 座席指定が無料ではできない
  • 事前座席指定をしない場合、複数人だと離れる可能性がある

良いところより、残念な部分の方が目立ってしまったかなという印象でした。

せっかくの旅行で、大幅遅延は避けたいですしね。
座席指定は、他社LCCだとオンラインチェックイン時に無料で座席指定できる場合がほとんどです。

エアージャパンは中距離路線がメインになっていくようですし、私のように韓国へ行く場合はLCCの選択肢が多いので、エアージャパンじゃなくて良いかなと思いました。