ANAグループ便を利用する際、国内の一部の空港には自動手荷物預け機である「ANA BAGGAGE DROP」が導入されています。
預け入れ時の行列や到着時の待ち時間が煩わしくて、国内線に乗る時はなるべく機内持ち込みにしていましたが、はじめてこのANA BAGGAGE DROPを利用してみたら、なんて簡単だこと。
行列もなく、わずか3分で預け入れが完了してしまい、驚きました。逆に今後は手荷物を持ちながら空港内を歩く大変さから解放されそうです。
とてもおすすめなので、ANA BAGGAGE DROPでの荷物の預け方について解説していきます。
ANA BAGGAGE DROPとは
ANA BAGGAGE DROPとは、空港カウンターに並ばなくても自分で手荷物を預け入れることができる機械です。
出発ロビーに「BAGGAGE」という看板と共に大きな機械がズラっと並んでいます。この機械に荷物を乗せて、航空券を読み取ると自動で荷物の預け入れが完了します。
常にANAスタッフの方が近くにいらっしゃるので、もし困ったらすぐ助けてくれるので安心です。
前提として、搭乗手続きは済ませておく必要があります。モバイルチェックインか、自動チェックイン機で搭乗手続きを完了させてから利用しましょう。
ANA BAGGAGE DROPが導入されている空港
現在、ANA BAGGAGE DROP(自動荷物預け機)が導入されているのは、国内の5つの空港のみです。
利用者が多い空港ばかりなので、時間短縮には最適です。
- 羽田空港 第2ターミナル
- 新千歳空港
- 福岡空港
- 那覇空港
- 伊丹空港
ANAカウンター方面へ行けば、探す必要がないレベルで大きく「BAGGAGE」と書かれたエリアがあります。特に羽田空港 第2ターミナルは、ANA BAGGAGE DROPばかりが目につくくらい。
預け入れ手荷物のルール
国内線で預け入れできる荷物の重さは20kgまで。
プレミアムクラスを利用する場合は40kgまで。ANAプレミアムメンバー&SFC会員は+20kgまで預けられます。
個数に制限はないので、制限重量以内であればいくつでも預けられます。
重量計が近くに設置されているので、不安なときは重さを計ってみてください。
手荷物の預け入れ手順
自動預け入れ機を使って荷物を預ける方法を写真付きで解説します。
本当に簡単です。写真を撮りながらでも3分で終わりました。
まずは預け入れる機械を確保します。1度に複数の荷物は預け入れできないので、複数預ける場合はひとつずつ預けます。
荷物を奥の壁につくように置いたら、右にある読み取り機に搭乗券のQRコードをかざします。
右の画面に旅程が出てくるので、「確認」を押します。
預け入れる手荷物の中に危険物が入っていないかどうか、預け入れ不可なものが入っていないかどうかの注意が出てくるので、大丈夫であれば「確認」を押します。
手荷物タグが印刷されて出てきます。このタグを自分で荷物につけます。
特にシールを剥がしたりすることなく、タグを荷物に通して両端を合わせるだけで剥がれなくなる仕組みでした。すごい。
手荷物タグを付け終えたら、画面の「完了」を押して扉が閉まります。
荷物をお見送り。
最後に、手荷物の控えが出てくるので、それを受け取って完了です。
超カンタン!
ANAプレミアムメンバー&SFC会員の優先タグはどうなる?
私は、SFC修行をして現在ANAプレミアムメンバー「プラチナ」です。
プレミアムメンバーになってからはじめての預け入れだったので、優先タグがどうなるかドキドキしていましたが、しっかり「PRIORITY」と印字されていました。
到着した空港でも、最初の方に出てきてくれました。
混雑しているときには嬉しいサービスです。