【星野リゾート 青森屋】祭り気分も温泉も堪能できて盛りだくさんなお宿

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青森県には、星野リゾートの宿泊施設が3ヶ所にあります。
弘前周辺に「界 津軽」、十和田湖付近に「奥入瀬渓流ホテル」、八戸周辺に「青森屋」と多様な施設があり、どれも魅力的です。

今回は青森のねぶた祭りが体感できる「星野リゾート 青森屋」に宿泊してきたので、宿泊前に気になっていたことや実際に宿泊してみてわかったことなどをお伝えしていきます。

星野リゾートの中でも個性的な施設「青森屋」

星野リゾートには、星のや・界・リゾナーレ・OMOなどのブランドがありますが、青森屋はどこにも属さず「そのほかの個性的な施設」としてラインナップされています。

「個性的な施設」の名の通り、青森ねぶた祭りをテーマにしたお宿で、館内は祭りの音楽が流れ、ねぶたが各所に飾られています。りんご飴やホタテ釣りなど屋台のようになっていて、お祭り気分が楽しめます。

星野リゾート 青森屋
青森県三沢市古間木山56

そんな”個性的な施設”「青森屋」に、2泊することにしました。

星野リゾート 青森屋へのアクセス方法

JR八戸駅や青森駅から、青い森鉄道に乗って三沢駅へ。
八戸駅からは20分(580円)、青森駅からは1時間ちょっと(1,830円)です。八戸駅からの方がアクセスは良いです。

三沢駅に到着すると、送迎のバスが待ってくれています。(要予約)
おそらくですが、電車の時間に合わせて送迎時間が設定されているようでした。

送迎バスで青森屋まで3分。近すぎて、送迎要る…?というレベル。もちろん徒歩でも青森屋へ行くことができますが、若干の坂道です。(徒歩だと約15分)

荷物もあるので送迎バスを利用するのが無難かなと思いましたが、大勢が乗車するので、チェックインは混雑していました。

青森屋のお部屋

青森屋のお部屋タイプは様々。特に「青森ねぶたの間」が有名ですが、なかなか予約取りずらそうな感じ。

  • 青森ねぶたの間(71㎡)
  • うんかん(85㎡)
  • おぐらみ半露天風呂(77㎡)
  • おぐらみ(55㎡)
  • あずまし半露天風呂付(53〜59㎡)
  • あずまし和洋室(60㎡)
  • あずまし(43㎡)
  • あずましツイン(33㎡)
  • いくてら(43㎡)
  • えんつこ(30〜37㎡)
  • 愛犬ルーム

今回は「えんつこ」というお部屋に宿泊しました。「えんつこ」は青森の方言で「ゆりかご」という意味だそうです。
奥は掘りごたつ式ソファになっていて、秘密基地みたいな感じで居心地最高でした。

お部屋は、改装はされているものの、若干の古さを感じるつくりでした。

青森屋のお部屋にあるアメニティ

作務衣と足袋、羽織がクローゼットに。温泉へ行くとき用のかごとタオルが下に。

作務衣は生地が厚め。

クレンジング・化粧水・乳液が洗面所に。
お部屋にあるアメニティは以上で、そのほかに必要なものは、フロント階から自分で持ってくる必要がありました。

歯ブラシ、コーム、綿棒・コットン、シェイバー、髪ゴム。

歯ブラシ以外は「浮湯」にも置いてあったので、歯ブラシだけのためにここに取りに来るのがとても面倒でした…。

青森屋の温泉は「浮湯」と「元湯」

本館1階にある「浮湯」

本館1階にある「浮湯」が宿泊中のメインのお風呂です。

入口ののれんをくぐると、ねぶたがお風呂入ってます。

青森ヒバの内湯と、池の上に浮いているような露天風呂。
さらにサウナもあり、90度ほどのサウナは青森ヒバの香りでとても気持ち良かったです。水風呂も露天。

サウナ最高だった…。

湯上がりは、蛇口から出てくるりんごジュースを!これが無料なのは嬉しいです。

離れた場所にある「元湯」

青森屋の本館から、三沢駅の方に600メートルほど歩いていくと「元湯」というもう一つの温泉があります。

ここは宿泊者以外の方も入れる温泉。宿泊者は部屋の鍵を見せると無料で入れます。

タオルは用意されていないので、部屋から持って行く必要がありますが、こちらのお湯もとても良かった!

外にある湯上がり処で、自然(ときどき飛行機)の音を聴きながら寛ぐ時間が、最高でした。

青森屋の食事

のれそれ食堂

ビュッフェ形式のレストラン。

基本的に全宿泊客が利用するのでしょう、のれそれ食堂とっても広いです。食事の種類も豊富!

生の海鮮はもちろん、目の前で焼いてくれるステーキや天ぷら、和も洋も楽しめるビュッフェでした。(りんごの存在感はなかったので、りんごを楽しみたい方は奥入瀬渓流ホテルだなと思いました)

朝も選べないくらいのメニュー数。
海鮮のっけ丼(うめじゃ丼って書いてありました)もできるし、この帆立と烏賊の海宝茶漬けがとても美味しかったです。

南部曲屋(アップグレード)

2日連続でビュッフェは飽きてしまいそうだったので、2日目の夕食をアップグレードしてみました。(プラス5,500円でした)

青森屋の敷地内にある「南部曲屋」という建物へ、バスで送迎してもらいます。

昔の日本家屋を感じるつくりで、静かな空間です。

こちらで七子八珍会席をいただきます。

いやぁ、凄かった。アップグレードして良かったの一言に尽きるお料理でした。

2泊するなら、1日はアップグレードするのがオススメです…!!

事前に予約して参加するアレコレ

みちのく祭りや(1,500円〜)

青森四大祭りを楽しめるショーが毎日開催されています。当日でも予約できそうでしたが、良い席で見たい方はぜひ事前に予約を!

とても広い会場で、青森のお祭りについて知ることができる素敵なショーでした。大迫力です。

八幡馬ラウンジ(2,200円)

青森屋の敷地内にある公園を一望できる「八幡馬ラウンジ」で、ゆったりした時間を過ごすことができます。

こちらも予約制なので、事前に予約しておくことをおすすめ。(2時間制)

デイベッドのようなソファ席が3つ。

外のテラス席もあります。

ドリンクカウンターがあり、飲み物を自由に飲むことができます。

りんごジュースやシードル、日本酒(八仙)、玄米茶、コーヒー、紅茶などがありました。

お茶菓子もいただけます。この日は葛アイスバーでした!
シードルを飲みながら公園の景色をぼーっと眺めて、本を読んだりウトウトしたり、、良い2時間でした。

1度利用すると、翌日12時まで再度利用できるとのことだったので、翌日10:00〜12:00を予約して利用しました。

朝はお抹茶。自分で点てて、いただきました。

八幡馬ラウンジ、大人向けではありますが、とても静かで良い空間でした。

青森屋の敷地内を散策

青森屋の敷地はとてもとても広く、敷地内にある公園を散策するのがとても楽しかったです。

池のまわりをぐるっと一周、ゆっくりゆっくり歩いて、約1時間ほどでした。

足湯がある

公園の入口すぐの場所に足湯があり、ぐるっと公園を一周した後に入ると疲れがとれてとても良かったです。

タオルは置いてありました◎

星野リゾート 青森屋について

縁日のような雰囲気でワクワクさせてくれるし、ねぶた祭りへの関心を高めてくれるし、温泉はトロトロで最高だし、南部曲屋の夕食は美味しすぎたし、言うことなしの滞在になりました。

「星野リゾート 青森屋」は、比較的お手頃な価格で宿泊できるので、とってもおすすめです。

星野リゾート 青森屋
青森県三沢市古間木山56