自分が貯めたANAマイルで、家族や友だちの特典航空券分も予約できたら良いのに…。マイルを貯めていると、そんな考えに至ることがあります。
結論から言うと、二親等以内の家族であれば、自分が貯めたANAマイルで特典航空券を予約することができます。友人や恋人の場合は、特典航空券は予約できませんが格安で旅行する方法があります。
今回は、自分が貯めたANAマイルを家族や友だちに使う場合の方法についてご紹介していきます。
ANAマイルは家族で使える
ANAマイルを貯めている本人を起点として、二親等以内の家族に対して、特典航空券を利用することができます。
完全に血が繋がっていないとダメという訳ではなく、配偶者や同性パートナーに関しては本人とイコール扱いのようです。配偶者や同性パートナーの二親等以内の家族まで対象です。
「家族」の定義はとっても広いです。
全員分の特典航空券を予約するには大量のマイルが必要になるので、なかなか全員でってことはないと思いますが、、範囲が広いのは嬉しいですね。
二親等以内なので、叔父さん・叔母さんや甥・姪は対象外です。
むかし、海外勤務していた叔父の元へ祖母と従兄弟（叔父の娘）と遊びに行った際、2人は叔父のANAマイルでビジネスクラスにアップグレードしたのですが、私だけエコノミーという不思議な体験をしました。三親等なので仕方なかったんだなと、今になって理解。
特典利用者登録の方法
家族として特典航空券を利用する場合、事前に「特典利用者登録」をしておく必要があります。最大10人まで家族として登録できます。
ANA 公式サイト にログインし、マイメニューから「ご家族のご利用」を選択すると「特典利用者登録」というボタンが表示されます。
ここから家族の情報を登録していきます。
パスポート名を入力する欄がありますが、登録する家族がパスポートを持っていなくても問題ありません。アルファベット表記の名前を入力してください。
お客様番号も後から登録することもできるので、急がなくて大丈夫です。
特に書類の提出などを求められることなく、登録が完了します。（苗字が違う場合などは不明）
登録が完了すると、先ほどの「特典利用者登録」画面に登録した家族の情報が表示されます。
間違えたりして登録情報を変更するには、ANAマイレージクラブ・サービスセンターに電話する必要があります。変更や削除には5,000マイルの手数料が必要になるので、必ず間違いのないように登録してください。
戸籍上の変更（婚姻など）は手数料不要です。
家族の特典航空券を予約する方法
特典利用者登録が完了したら、あとはいつもと同じように特典航空券を予約します。搭乗するフライトを選んだら、お客様情報入力画面で搭乗者を選択できるようになります。
搭乗する家族にチェックを入れて、予約するだけです。チェックした人数分、特典航空券に必要なマイルが減算されます。
とっても簡単。
トクたびマイルも利用できるので、少ないマイルで家族旅行もできますよ！
家族のANAマイルを合算するには
家族が貯めたANAマイルと自分のマイルを合算するには、「ANAファミリーマイル」という別のサービスに登録する必要があります。ANAカード（クレジットカード）が必要になるため、ハードルがぐっと上がります。
日本在住で生計を同一にし、同居している配偶者・同性パートナーおよび一親等以内の家族が対象であるため、離れて暮らす両親や子は登録できないし、同居していたとしても二親等である祖父母は登録できません。
ANAカードは年会費がかかりますしね。核家族向けのサービスって感じです。
友だちとの旅行でマイルを利用するには
友だちや恋人と旅行する際に、特典航空券を利用する方法はありません。。お互いマイルを貯めていれば、お互い自分のマイルを使ってそれぞれ予約しましょう。
自分だけがANAマイルを貯めていて、マイルを使って旅行したい場合は「いっしょにマイル割」がおすすめです。
「いっしょにマイル割」は、ANAマイレージクラブ会員が10,000マイル利用することで、同行者が安い運賃で搭乗することができる、という割引運賃です。
同行者は3人まで、ANAマイレージクラブ会員でなくても大丈夫です。
運賃や予約方法については別でまとめていますので、ぜひご活用ください。
頑張らずにANAマイルを貯めるには
自分のマイルが家族の特典航空券に使えるようになると、たくさんのマイルが必要です。
生活に少しの慣れを追加したらできる、ANAマイルを貯める方法を6つご紹介しているので、ぜひこちらもご活用ください。
