ANAマイルを貯めたいけど、頑張りたくない。でも1年に1回の国内旅行ができるくらいは貯めたい。頑張らずにマイルを貯める方法はないものか?
そう考えて行きついた、生活に少しの慣れを追加したらできる、ANAマイルを貯める方法を6つご紹介したいと思います。
爆発的に大量のマイルを貯める方法ではありません。たくさんマイルを貯めるには、やはりある程度お金や時間をかけたり面倒な方法を実施しないといけません。
自分も挑戦してみましたが、向いていませんでした。そこまでガチガチじゃなくていい。
飛行機に乗らずにマイルを貯めて、貯めたマイルで飛行機に1〜2回乗れるくらいのゆるっとした方法です。
6つご紹介しますが、全てやらなくてもどれか1つでもマイルが貯まるようになりますので、ぜひ試してみてください。
目標マイル数は10,000マイル
まずは10,000マイルを目指します。
10,000マイル持っていると、特典航空券を利用して国内旅行ができるようになります。
ANAの特典航空券は通常往復10,000マイルから利用できますが、距離が近いところに限られてしまうため、通常の特典航空券を利用する場合は12,000マイル持っている方が安心です。
ですが「トクたびマイル」という片道3,000マイルから特典航空券を利用できるプランがあり、10,000マイル持っていれば国内のたいていの場所には行けるようになります。
また、家族や友人と旅行するなら「いっしょにマイル割」という割引運賃を10,000マイルで使えるようになり、選択の幅が広がります。
ANAマイルをこれから貯めようと思っている方は、まずは10,000マイルを目指してみてください。
マイルを貯める方法1:ANAカードをつくる
クレジットカードつくるのかぃ!という感じですが、ANAマイルを貯めるなら基本の持ち物です。どうしてもANAカードを持っていた方が圧倒的に効率よくマイルが貯まります。
ANAカードはどのカードも年会費が2,200円(税込)かかってしまいますが、その分毎年ボーナスマイルとして1,000マイル付与されるので、効率を考えると許せる範囲です。(一般カードの場合)
ANAカードのマイル還元率は基本0.5%。
例えば年間50万円使うと2,500マイル貯まる計算になります。
ボーマスマイル1,000マイルと合わせると、すでにトクたびマイル片道分の特典航空券に使えるマイルが獲得できますね。
年間利用金額 | 年会費 | 貯まるANAマイル | ボーナスマイル | 合計マイル数 |
---|---|---|---|---|
30万円 | 2,200円 | 1,500マイル | 1,000マイル | 2,500マイル |
50万円 | 2,200円 | 2,500マイル | 1,000マイル | 3,500マイル |
100万円 | 2,200円 | 5,000マイル | 1,000マイル | 6,000マイル |
カード年会費2,200円とは別に、ポイント交換手数料を年間5,500円(税込)支払うとマイル還元率が倍の1.0%になります。この場合年間50万円使うと5,000マイルです。
ボーナスマイル1,000マイルと合わせて6,000マイルとなり、トクたびマイル往復分の特典航空券に使えるマイル数になります。
年間利用金額 | 年会費 | 貯まるANAマイル | ボーナスマイル | 合計マイル数 |
---|---|---|---|---|
30万円 | 7,700円 | 3,000マイル | 1,000マイル | 4,000マイル |
50万円 | 7,700円 | 5,000マイル | 1,000マイル | 6,500マイル |
100万円 | 7,700円 | 10,000マイル | 1,000マイル | 11,000マイル |
私は、日々の生活費をANAカードで支払うようにしています。
飛行機に乗るときもANAカードで支払うことでボーナスマイルが貯まるので、持ってると何かと便利です。
マイルを貯める方法2:スタバやセブンでの支払い方法を変える
私たちが生活する中で利用する店舗の中には、ANAカードマイルプラス加盟店の店舗がいくつもあります。
セブン-イレブンやスターバックス、マツキヨやココカラファインなど、ANAカードで支払うことでマイルが追加で貯まります。100円または200円(税込)につき1マイルです。
ANAカードマイルプラスの詳細
すべての加盟店を覚えるのは至難の業なので、自分がよく利用する店舗を覚えておきます。
私はスターバックスとセブン-イレブンをよく利用するので、この2店舗での買い物は必ずANAカードを利用するように心がけています。もちろん忘れるときもありますけどね!
マイルを貯める方法3:固定費をエポスカードで支払う
またクレジットカードの話になってしまいますが、エポスカードは外せないんです。
エポスカードは年会費無料のクレジットカードで、一定金額使うことでエポスゴールドカードへの招待を受けることができます。年会費無料でゴールドカードを持つことができ、空港のカードラウンジなどが使えるようになります。
このエポスカードで、毎月の電気・ガス・水道の公共料金や、保険などの固定費を支払います。エポスゴールドには、年間100万円以上使うとボーナスポイント10,000ポイントが付与されるという特典があり、毎月83,000円以上の固定費支払いがある場合、ANAマイル還元率が1.1%以上になる仕組みが作れます。
エポスゴールドカードを得るまでに少々時間がかかりますが、仕組みを一度作ってしまえばポイントがどんどん貯まっていきます。
マイルを貯める方法4:ネットサービスを利用する前に「ANAマイレージモール」を経由する
楽天市場やYahoo!ショッピングなどネットで買い物するときや、楽天トラベルやじゃらんなどでホテルを予約するときに、「ANAマイレージモール」というサイトを経由しています。
経由するだけで、利用した金額の0.5%〜1%がマイルとして戻ってきます。大量マイルにはならずとも、地味に貯まっていきます。
マイルを貯める方法5:移動記録アプリ「ANA Pocket」で地道に貯める
日々の移動でポイントが貯まる「ANA Pocket」というアプリを入れて生活しています。貯まったポイントでガチャをまわして、マイルをゲットします。
大量にマイルが貯まるわけではありませんが、月額550円(税込)で毎月平均して約600マイルが貯まっています。マイル還元率は高いので、おすすめです。
マイルを貯める方法6:楽天ポイントをANAマイルに交換する
楽天ポイントが貯まるお店はたくさんありますが、楽天ポイントはANAマイルに交換できることをご存知でしょうか?
楽天ポイントは、2ポイント=1マイルとしてANAマイルに交換できます。
楽天ポイントは使えるお店も多く、1ポイントを1円として使うのもお得なので、全ての楽天ポイントをマイルに変えよう!とは言いません。
ここまで貯まったマイルを使おうとしたときに、少し足りない分がある場合も出てくると思います。そんなとき、楽天ポイントがANAマイルに交換できることを思い出してみてください。
6つの方法で実際貯まったマイル数
ここまで、頑張らずにANAマイルを貯める方法を6つお伝えしてきました。
参考までに、この6つの方法で私が2023年の1年間に貯めたマイル数をご紹介します。マイル交換前のポイントもありますが、いったんマイル換算してみました。
方法 | 詳細 | 獲得マイル数 |
---|---|---|
1. ANAカード (ソラチカカード) | 利用金額:1,856,773円 Oki Dokiポイント:1,831ポイント ボーナスポイント:1,676ポイント (10マイルコースを利用) | 23,338マイル |
2. ANAカードマイルプラス | スタバ:650 マイル セブン-イレブン:48 マイル | 698 マイル |
3. エポスカード | 利用金額:1,014,887円 エポスポイント:19,166ポイント (前年からの年間利用ボーナスポイント含む) | 11,400マイル |
4. ANAマイレージモール | ユニクロ:76 マイル 無印良品:106 マイル 楽天市場:167 マイル 楽天トラベル:211 マイル じゃらん:14 マイル Yahoo!トラベル:209 マイル Yahoo!ショッピング:103 マイル 一休.comレストラン:34 マイル Booking.com:240 マイル | 1,160 マイル |
5. ANA Pocket | 月額550円×12ヶ月=6,600円 | 7,024 マイル |
6. 楽天ポイント | 楽天ポイント:8,478ポイント | 4,239 マイル |
合計 | 47,859 マイル |
6つ全ての方法はできなくても、ざっくりどれをやれば10,000マイル獲得できるか見えてくるでしょうか。
勝手にANAマイルが貯まっていく仕組みは、普段の行動に少し何かを追加するだけで実現できます。実際私は1年間で約47,000マイル貯まっているので、特典航空券にしっかり使えそうです。
国際線の特典航空券は12,000マイルから利用できるので、国際線も乗れそうですね。
そして、約2年半かけて貯めたマイルで、母とビジネスクラスでハワイに行けたりもしました!
この記事を読んでくださった方が、ぜひ少しでも自分に合ったANAマイルの貯め方を見つけてくれますように!