JALどこかにマイルで行き先をJALにお任せ！決まった行き先は？

特典航空券を利用できるほどのJALマイルは持っていませんでしたが、マイルの有効期限が近かったので、往復7,000マイルで国内旅行ができる「どこかにマイル」を利用してみました。

行き先はJALにお任せ、行き先が決まるまでのドキドキする時間は新しい感覚でした。

今回はJALの「どこかにマイル」の仕組みや利用した際に決まった行き先、利用の注意点についてお伝えしていきます。

どこかにマイルとは

JALの「どこかにマイル」とは、往復7,000マイルで国内線特典航空券が利用できる、というお得なサービスです。

行き先はJALにお任せで、日本のどこか。旅行先をガチャガチャで決める感覚に近いです。

通常のJAL国内線特典航空券には往復8,000〜20,000マイルが必要になるので、少ないマイル数で特典航空券が利用できます。

2023年4月11日までは往復6,000マイルでしたが、往復7,000マイルに変更になってしまいました。
さらに以前のJALには「おともdeマイル」という同行者が安い運賃で搭乗できるサービスがありましたが、それがなくなり、「どこかにマイル」という新しいサービスが誕生しています。

毎回は厳しいけれど、たまには「どこかにマイル」を使って、ワクワクドキドキ旅行を楽しんでみるのも良いかもしれません。

どこかにマイルで申し込める日程は、今日を起点に1ヶ月先以内の出発に限ります。復路は、出発日を含めて10日先まで。

出発日が1ヶ月以上先の場合は、まだ申し込めないので、1ヶ月前になるまで待ちましょう。

それまで行き先が決まらないので、宿泊先の予約や予定も立てられません。直前の旅行に向いていますが、前もって予定立てたい旅行には向いていません！

JAL 公式サイトの「どこかにマイル」から申し込みます。

発着空港を選んで、日程と出発/到着時間を選ぶと、行き先の候補が4つ表示されます。表示されている4つのどこかに決まるので、どこに決まっても後悔はない！という4つが表示されるまで、再検索を繰り返すことができます。

実際、数十回の再検索を繰り返し、この4つの候補地で申し込みました。

札幌・福岡・那覇になったら文句なしでたくさん遊べるし、宮崎は行ったことがなかったので、この4つで決めました！

さて、結果はいかに。

申込み結果は3日以内にメールでお知らせするということでしたが、翌日にメールが届きました。

「決まった」というお知らせだけで、結果は書かれていません…！

ドキドキしながら結果を確認すると…

行き先は、宮崎になりました。

「どこに決まっても良い」と思いつつ、少しだけ札幌や那覇を期待していたので、複雑な気持ち。

ポジティブに考えれば、宮崎への路線は少ないのに、ありがたい結果かもしれません。行ったことがあるところより、行ったことがない場所の方が調べる楽しみもあります。

まさにどこかにマイルのコンセプトである「日本の魅力、再発見！」ということになりました。

ただ、出発まで1ヶ月を切っているので、そこからホテルを予約したり観光地や交通を調べたり…と大忙しでした。

結局、宮崎から電車で鹿児島まで行ったのでした。

どこかにマイルを利用するにあたって、通常の航空券や特典航空券とは異なる注意点があります。

発着空港として選べるのは、下記6つの空港、5種類のみとなっています。

最寄りの空港がこの中にない場合は、利用しにくいサービスです。

片道だけの予約はできません。必ず同一区間を往復での申し込みになります。

搭乗便の変更や人数の変更はいっさいできません。変更したい場合は、キャンセル扱いになってしまいます。

天候不良による欠航などの場合は、この限りではなさそうです。

キャンセルすると、7,000マイルは戻ってきません。
特典航空券の場合は取消手数料を支払うことでマイルは戻ってきますが、どこかにマイルの場合は7,000マイルすべて失うことになります。

少ないマイル数で利用できる特別なサービスなので、制約事が多いですね。

ANAにも、少ないマイル数で特典航空券が利用できる「トクたびマイル」というサービスがあります。特徴は異なりますが、お得に国内旅行ができるという点で共通しているので、比較してみるとこんな感じ。