ANAラウンジは、出発までの待ち時間を快適に過ごすために、全日空(ANA)が提供する空港ラウンジです。
ゴールドカードなどのクレジットカードを持っていても、ANAラウンジは利用することはできません。ではどうやって利用するのか。
ANAラウンジの利用方法やサービス内容についてまとめていきます。
ANAラウンジとは
ANAラウンジは、ANAグループ運航便を利用する際に利用できる空港ラウンジです。ソフトドリンクやアルコールなどの飲み物や軽食を頂きながら、ゆっくりとした時間を過ごすことができます。
ANAラウンジは、国内線・国際線の主要空港に設置されています。
ANAラウンジ(国内線)
- 羽田空港 第2ターミナル(国内線)
- 新千歳空港
- 伊丹空港
- 福岡空港
- 那覇空港
- 仙台空港
- 小松空港
- 岡山空港
- 広島空港
- 松山空港
- 鹿児島空港
- 成田空港 第1ターミナル(到着ラウンジ)
※ 関西国際空港・中部国際空港・熊本空港・宮崎空港にはANAラウンジがありませんが、共用ラウンジが利用できます。
ANAラウンジ(国際線)
- 成田空港 第1ターミナル
- 羽田空港 第2ターミナル(国際線)
- 羽田空港 第3ターミナル
- 関西国際空港
- ダニエル.K.イノウエ国際空港
ANAラウンジは、クレジットカードの付帯サービスとして利用できるラウンジではありません。
また、世界中のラウンジが利用できる「プライオリティ・パス」も利用できません。
※ 関西国際空港から国際線を利用する場合のみ、プライオリティパスでANAラウンジが利用できます。
ANAラウンジのサービス内容
ANAラウンジでは、ソフトドリンクやアルコールなどの飲み物のほか、軽食・食事、Wi-Fi、シャワールームなど充実した設備が整っています。
サービス内容は、国内線と国際線で異なります。
国内線ANAラウンジのサービス
国内線のANAラウンジでは、ビール・焼酎・コーヒー・紅茶・各種ソフトドリンクを自由にいただくことができます。また、ANAオリジナルのスナックミックスもおつまみとして用意されています。
食事の提供はありません。
出発前の数十分ほどを、ゆっくり過ごすのに適しています。
国際線ANAラウンジのサービス
国際線のANAラウンジでは、ビュッフェカウンターやヌードルバーがあり、食事をいただくことができます。
サクっといただける温かいラーメンやうどん・そばが美味しいです。
アルコールの種類も豊富で、ビール・日本酒・焼酎・ワイン・ウイスキーなどが勢揃い。
シャワールームも完備されており、長いフライト前にリフレッシュすることができます。
国際線を利用する際にANAラウンジが使えると、とても快適です◎
ANAラウンジの利用条件
ANAラウンジを利用するには、ANAが定める条件を満たしている必要があります。
その条件がこちら。
ANAラウンジが利用できる条件
- ANAグループ便または他スターアライアンス加盟航空便の
プレミアムクラス/プレミアムエコノミー/ビジネス/ファーストクラス利用者 - ANAダイヤモンドサービスメンバー
- ANAプラチナサービスメンバー
- ANAスーパーフライヤーズ会員
- スターアライアンス・ゴールドメンバー
- ANA Million Miler Program「Lounge Access Card」所持者
- 有料ラウンジサービス利用者
- ANAカード プレミアム所有者(国内線ラウンジのみ)
ANAラウンジを利用する3つの方法
利用条件を満たして、ANAラウンジを利用する3つの方法を、ハードルの低い順にご紹介します。(3つの方法以外にもありますが、かなりハードルが高いので割愛)
いずれにしても、お金がかかるお話。
1. 有料で利用する
ANAラウンジは、利用料金を支払えば誰でも利用できます。ANAラウンジを利用する一番カンタンな方法です。
国内線のANAラウンジは一部のラウンジが対象、国際線のANAラウンジはすべて対象です。
有料で利用できる国内線のANAラウンジ
- 羽田空港 第2ターミナル(国内線)
- 新千歳空港
- 伊丹空港
- 福岡空港
- 那覇空港
利用料金は、国内線のANAラウンジが3,000円、国際線のANAラウンジが8,000円となっており、WEBまたは電話での事前申し込みが必要です。
WEBの場合は、予約詳細画面から事前に申し込みができます。
国内線の場合は、搭乗当日に空港カウンターで現金で支払って利用券を受け取ります。その利用券をラウンジで提示すれば、利用することができます。申し込みは搭乗前日の18:00まで。当日申し込みはできません。
国際線の場合は、クレジットカードで支払って、当日はラウンジで搭乗券を提示するだけです。
搭乗当日にカウンターやラウンジで申し込むこともできますが、当日利用だと利用料が12,000円になってしまいます。
2. エコノミー以上の搭乗クラスを利用する
国内線であればプレミアムクラス、国際線であればプレミアムエコノミー/ビジネスクラス/ファーストクラスの利用者は、無条件でANAラウンジを利用することができます。
これは特に説明要らずかもしれませんね。
国内線を利用する場合は、直前アップグレードというお得な方法もあるので、プレミアムクラスに搭乗してANAラウンジでゆっくり寛ぐのもアリです◎
3. ANAプレミアムメンバーになる
ANAをたくさん利用して、上級会員(プレミアムメンバー)になると、無条件でANAラウンジは利用できるようになります。
一度ステータスを保持すると、スーパーフライヤーズカードに申し込みができ、そのクレジットカードを持つことで「スーパーフライヤーズ会員」と「スターアライアンス ゴールド会員」の資格が付いてきます。(年会費は必要)
ANAラウンジ利用者のほとんどが、このANAプレミアムメンバーと言っても過言ではありません。
ANAプレミアムメンバーになるには、かなりの頻度でANAを利用する必要がありますので、覚悟が必要。
ANAラウンジ以外の空港ラウンジを利用するには
ANAラウンジに限らず、世界中の空港ラウンジが使えるようになるのが「プライオリティ・パス」というカード。
プライオリティ・パスは通常、年会費がかかる会員サービスですが、クレジットカードの付帯サービスとして入会できる場合があります。
頻繁に旅行する方には、ぜひ持っておいて欲しい1枚です。
カードラウンジを利用するには
対象のゴールドカードを持っていれば、国内線のカードラウンジを利用することができます。
ゴールドカードは年会費が高いイメージですが、年会費無料でつくれるゴールドカードがあります!
それがエポスカード。
最初から年会費無料でつくれるわけではなく、エポスカードを発行してから50万円ほど使い、かつ半年ほど経った頃にゴールドカードへの招待が届きます。
その招待からカードを切り替えることで、年会費無料のままゴールドカードが手に入る仕組みです。
最初の半年間だけ頑張って使えば、ゴールドカードへの道が開けます…!
ゴールドカードになるとポイントもたくさん貯まって、さらにANAマイルに交換もできるとても優秀なクレジットカードなので、ゴールドカードをお持ちでない方は、ぜひエポスカードを検討してみてください。
私は公共料金などの固定費をエポスカードで支払って、ANAマイル還元率を約1.8%で貯めています。