高知県に、星野リゾートが展開するOMOブランドの「OMO7 高知」ができたので、行ってみました!
20階を超える高層ホテルで、部屋からの眺望がすばらしかったのはもちろん、高知の魅力をたっぷり感じられる楽しいホテルでした。
今回は、「OMO7 高知」の宿泊前に気になっていたことや実際に宿泊してみてわかったことなどをお伝えしていきます。
星野リゾートの街中ホテル【OMO】
星野リゾートが展開するホテルブランドである【OMO(オモ)】。
全国に17施設あり(2024年12月時点)、観光地に近いロケーションにあるホテルです。
OMOには1〜7までの奇数数字が付いており、施設の充実度によって数字が分けられています。
数字 | ホテルタイプ | コンセプト |
---|---|---|
OMO 1 | カプセルホテル | ミニマルな旅の拠点に |
OMO 3 | ベーシックホテル | 気軽な旅に嬉しい |
OMO 5 | ブティックホテル | 街の魅力とデザインあふれる |
OMO 7 | フルサービスホテル | 都市のランドマーク |
OMO エアポート | エアポートホテル | 空チカ、ファンタイム |
大きい数字であればあるほど、施設が充実している設計のようです。その分お値段もお高め。
今回はフルサービスホテルというタイプのOMO 7(おもセブン)である「OMO7 高知」に宿泊してきました。2024年6月に開業したばかり、高知駅からはやや距離がありますが、高知の魅力をたっぷり感じられる楽しいホテルでした。
OMO7 高知までのアクセス
OMO7 高知は、菜園場町(さいえんばちょう)というバス停や路面電車の駅から歩いて5分程度のところにありました。
私は、高知龍馬空港から高知駅行きのバスを利用し、高知駅よりも手前の「菜園場町」で下車。高知駅行きのバスはほぼ満員でしたが、「菜園場町」で降りたのは私だけでした…!
頭ひとつ飛び抜けた高層ビル。こちらがOMO7 高知です。
ホテルに荷物を預けた後に高知駅まで歩いてみましたが、ゆーっくり歩いて30分くらい。(ANA Pocketで見てみると1.5kmでした)
歩いても行けなくはないですが、タクシーが一番早いです!
高知駅から路面電車を利用してみましたが、交通系ICカードは利用できず現金のみ。OMO7 高知に一番近い菜園場町駅まで行くには乗り換えが必要で、乗り換え券もらったり色々と大変なので、はりまや橋駅で降りて歩くのが簡単でした。
OMO7 高知にチェックイン
OMO7 高知の入口には、OMOオブジェと土佐犬。かわいい。
チェックインは15時からですが、午前中に到着したので、コインロッカーに荷物を預けました。
コインロッカーは無料、宿泊者なら誰でも利用できます。サイズもいろいろで数もたくさんあるので、どんな荷物でも預けられそうです。
すぐ横にはライブラリースペースもあり、休憩するにもピッタリ。
フロントにはスタッフの方がいて、セルフチェックイン風にはなっていましたが、通常のホテルと同様のチェックインでした。
OMO7 高知のアメニティ
アメニティはフロントの横にあるアメニティバーから必要なものをとっていくスタイル。
歯ブラシ、ヘアブラシ、シェイバー、ボディタオル、綿棒、館内着が置いてありました。
OMO5やOMO関西空港に宿泊したたときは、館内着はレンタルで有料(200円)でしたが、OMO7 高知は無料で用意されてる!嬉
しかも、ご当地の刺繍入り。とても快適なウェアで、欲しいくらいでした。
OMO7 高知のお部屋
うたげスーペリアルームに宿泊しました。38平米のお部屋にシングルサイズのベッド2台と、ソファが2つ。
4人まで宿泊できるお部屋なので、ソファがほぼベッドのサイズになっていて、広々。ここから外を眺めているだけで、良い時間です。
窓からは、この眺望。すごい。
夕焼けも、夜景も、朝日も、すべて楽しむことができました。
ベッドサイドにコンセントとUSBポートがあります。
ベッド下にボックスのようなスペースがあり、なんだろう?と思ってキャリーケースを入れてみたらピッタリ。
「美しい眺望と居住性の高いレイアウト」と公式サイトに書いてあったとおり、過ごしやすいお部屋でした。何より高知の街を一望できるのが嬉しかった。
OMO7 高知の大浴場「トサノユ」
ホテル5階には大浴場「トサノユ」があります。
高層ホテルの5階に、大浴場?しかも露天風呂?と思っていましたが、そんなことは忘れて大自然に来たと錯覚するくらいの露天風呂…。個人的には夜の方がステキでした。
約90度のドライサウナもありました。
入口前にタオルも用意されていたので、お部屋からタオルを持って行かなくても良いというのも大きなポイント。
湯上がり処も広々。
池川一番茶とジンジャーゆずドリンク。どちらもとても美味しかった…!
それにしても土佐犬がいろんなところにいて、面白い。
夜はよさこい楽宴ライブ
21時から、よさこい祭りが体感できる「よさこい楽宴ライブ」が毎日開催されています(無料)。
ホテル1階に、大きな階段。ここがステージになるみたいです。
15分ほど前に行ったら座れましたが、ギリギリだと席がないこともありそうです。見たい方は早めに行くのがおすすめ。
各席に鳴子が置いてあり、ライブ中に使い方を教えてくれて、一緒に鳴らして踊ります。大勢が鳴らすので、正直…耳が痛くなりました…。
ライブはスタッフの方が出演されているようです。よさこい祭りについて詳しく知ることができて楽しいライブでした。
なんて素敵な笑顔なの!
OMOダイニングで朝食
さて、大浴場とよさこいライブも楽しんで、ぐっっっすり眠ったので、朝食を食べに行きます。
高知の郷土料理が並ぶモーニングブッフェ、とても楽しみにしていました!
8時頃いったら、行列!というか、この発券機!なんて現代的なんでしょう。20分ほど待ちました。
円形のビュッフェテーブルに、ずらっとお料理が並べられています。皿鉢料理らしい取皿などもあり、盛り付けるのにワクワクします。
かつおの漬け丼。美味しくておかわりした。
ゆず香るフレンチトースト。とても美味しかった。
ドリンクもおしゃれ。もちろん美味しい。
品数としてはそこまで多くない印象でしたが、だからこそ一品一品を楽しめました。カツオやゆず、田舎寿司など高知の名物がたくさんで、美味しく楽しい朝食でした。
OMO7 高知について
今回、朝食付きプランで1泊1人15,000円程度で宿泊できました。
星のや・界と比べると、OMOはお手頃価格で泊まれて嬉しいです。
OMO7 高知とは関係ありませんが、高知を観光中に出会った方々がどの方も優しく温かく、驚きの連続で、高知県が大好きになってしまった…!
なんて人が温かい県なんだと感動しました。
また必ず高知へ行きたいので、その際はまたOMO7 高知を利用しようと思います。