韓国の免税手続きの種類と空港での手続きについてカンタンに解説

旅行
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ここ最近、韓国旅行を何度か重ねて、やっと免税の種類と手続き方法がわかってきたので、カンタンに解説していきます。

オリーブヤングやnyunyu、ブランド店での買い物など、それぞれ免税の手続き方法が若干異なるので、困ることも多いはず。

私も最初はさっぱりわからなかったし、最近も空港で困っている方を何人も見かけたので、この記事がお役に立てると嬉しいです。

韓国の免税は3種類

韓国の免税は、15,000ウォンから手続き可能です。(以前まで30,000ウォンでしたが、引き下がりました)
「TAX FREE」と記載のあるお店なら、パスポートを提示して免税を受けられますが、韓国の免税方法には3種類あります。

種類手続き
1. 事前免税(DUTY FREE)
あらかじめ税金が引かれた金額で買い物できる
必要なし
2. 事後免税(TAX REFUND)
買い物した後に、店舗や空港で手続きをする
空港で手続きが
必要
3. 即時還付免税
買い物する時にパスポートを提示すると、
その場で免税される
必要なし

1. 事前免税(DUTY FREE)

いわゆる「免税店」で買い物をした場合がこの事前免税(DUTY FREE)です。

あらかじめ税金が引かれた金額を支払うので、免税手続きは必要ありません。購入したものを空港で受け取るだけですね!

2. 事後免税(TAX REFUND)

「TAX FREE」と記載のある店舗では、たいていがこの事後免税(TAX REFUND)です。

パスポートを提示して、免税書類を受け取りましょう。この事後免税(TAX REFUND)は空港での手続きが必要になるので、詳しく解説していきます。

3. 即時還付免税

オリーブヤングやダイソーなどが、この即時還付免税です。

パスポートを提示するとその場で免税処理をしてくれて、税金が引かれた金額を支払います。その場で免税されているので、空港での手続きは必要ありません。

オリーブヤングのレシートを見てみると、79,000ウォン分買い物して5,000ウォン引かれていました。支払ったのは74,000ウォン。

楽でありがたいです。

事後免税(TAX REFUND)手続きの流れ

免税対象店で買い物した場合の、事後免税(TAX REFUND)手続きの流れとしてはこんな感じです。

買い物したお店で

  • パスポートを提示して、免税書類を受け取る
  • 店舗内にTAX REFUNDの機械がある場合、その場で免税処理をする

空港で

  • 出国前に税関KIOSKで免税書類をスキャンする
  • 出国後に還付金を受け取る

順番に解説していきます。

店舗内にTAX REFUNDの機械がある場合

一部の店舗では、店舗内にTAX REFUNDの機械があります。

機械がある場合は会計時に「セルフ機械があるから自分でやってね」的なことを言われます。

nyunyuが代表的ですかね。ナイキもこれでした。

パスポートをスキャンして、受け取った免税書類(レシートではなくTAX FREEと書いてある紙)のQRコードまたはバーコードをスキャンすると、その場で還付金を受け取れます。

ウォンで受け取ると、旅行中に現金が使えるので便利。

クレジットカードに返金される形で受け取る場合は、カード番号を入力する必要があります。カード差し込みではなかったので、カード番号がすぐわかるクレジットカードを手元に用意しておいてください。(最近はナンバーレスのカードも多くなってきているので)

注意したいのは、このTAX REFUNDの機械で手続きをしても、空港での手続きも必要だということ。
空港で手続きしないと、還付された金額以上の金額が請求されてしまうので、気をつけましょう!!

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空港のKIOSKで免税書類をスキャン(出国前)

出国する前に、税関のKIOSKで免税書類のQRコードやバーコードをスキャンします。

国外に持ち出して良いかの確認という意味合いなので、現品確認される可能性もあり、手荷物を預け入れる前にやるのがおすすめです。(今まで確認されたことはないけど)

先ほど紹介した、店舗内にTAX REFUNDの機械があった場合の免税書類は、ここでのスキャンが必要です。
スキャンすると「すでに払い戻しが完了した伝票です」と出てきますが、大丈夫。スキャンすることが重要なので、このアラートは無視します。

宿泊費や美容医療費の免税手続きの場合、ここでのスキャンは必要ありません。

税関KIOSKの場所

お店によりますが、免税書類を↑のようなファイルに入れてくれる場合があります。この書類があると、各空港のどこで手続きできるか書いてくれています。

各空港の税関KIOSKの場所をまとめておきます。

空港税関KIOSKの場所
仁川/第1ターミナルカウンターB・D・J・L付近
仁川/第2ターミナルカウンターD・E付近
金浦ゲート1の横

仁川国際空港の第1ターミナルはこのKIOSKにも行列なので、時間に余裕を持っていきましょう。少し歩くけどBカウンター付近にあるKIOSKが比較的空いてます。

空港で還付金を受け取る(出国後)

保安検査・出国審査を通過したら、還付金を受け取りに行きましょう。

店舗内にTAX REFUNDの機械があった場合はすでに還付金を受け取っているので、行く必要はありません。

仁川国際空港第1ターミナル

仁川国際空港第1ターミナルは、28番ゲートの横にTAX REFUNDがあります。

大きなターミナルなのに1箇所しかなく、これまた行列です。

日本円で受け取る場合は、右の有人カウンターに並びます。

ウォンで受け取る場合は左の機械で手続きできますが、アリペイに返金できる機械なので中国人専用と書いてあります。でもウォンで受け取れるので、ウォンで受け取りたいことを主張すれば使わせてくれます。

左の機械なら、並ぶことなくすぐに手続きが終わります。

仁川国際空港第2ターミナル

仁川国際空港第2ターミナルは、249番ゲートと254番ゲート付近の2箇所にTAX REFUNDがあります。

第2ターミナルは空いてて待ち時間なしでした。

金浦空港

金浦空港は、36番ゲート付近にTAX REFUNDがあります。

3台しかないので、やや並ぶかもしれません。

機械はすべて日本語対応

ここまでご紹介した機械(キオスク)は、すべて日本語に対応しています。ややおかしな日本語にはなっていますが、指示通り進めていけば難しくありませんので、ご安心を。

この記事が、免税手続きをどうして良いかわからず困っている方のお役に立てれば嬉しいです。