貯まったANAマイルを航空券に交換!特典航空券の予約方法とは

マイル
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貯まったANAマイルを特典航空券に利用したい!という方は多いはず。

特典航空券を予約する方法は、国内線と国際線で若干異なります。今回は、国内線・国際線別に、ANA特典航空券を予約する方法についてまとめていきます。

特に国際線の特典航空券は予約がとれないことがANAの名物。空席待ちは必須になってくるので、その方法についても押さえておきましょう。

特典航空券の予約【事前準備】

ANAの特典航空券は、1人の会員のANAマイルを利用して家族分を予約することができます。

家族の特典航空券も予約する場合は、事前に「特典利用者登録」をしておきましょう。二親等以内の家族であれば、10人まで登録できます。

事前準備としてはこれだけですが、「特典利用者登録」をしておかないと複数人の特典航空券は予約できません。

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特典航空券の予約期間

特典航空券の予約期間は、国内線と国際線で大きく異なります。

国内線は年2回、運航ダイヤ期間ごとに一斉に発売され、予約開始日から搭乗前日まで予約することができます。

予約開始日は夏と冬のダイヤごとに定められていますが、日程はその年によって異なるので、特に3月や10月の利用を考えている方は、発売日を気にするようにしましょう。

国内線特典航空券の予約開始時期

夏ダイヤ(3月最終日曜日~10月最終土曜日):1月下旬頃

冬ダイヤ(10月最終日曜日~翌年3月最終土曜日):8月下旬頃

一方で国際線は、往復での利用が絶対条件となり、復路の355日前 午前9時(日本時間)から第一区間出発の96時間前までとなっています。

こう書かれるとややこしいですが、要するに約1年前から予約が開始されて、出発の約5日前まで予約できるということですね。

空席さえあれば、予約できる期間はしっかりと設けられています。空席さえあれば。

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特典航空券に必要なマイル数と費用

次に、ANA特典航空券に必要なマイル数と費用について見ていきます。

特典航空券に必要なマイル数は、基本的に路線の距離とシーズンによって異なりますが、国際線はさらに搭乗クラスが加わるので、国内線と国際線で別々で見ていきます。

また、ANAマイルとは別に空港使用料などの費用が必要になってくる場合もあります。

国内線特典航空券に必要なマイル数

国内線の特典航空券に必要なマイル数は、利用する路線の距離とシーズンによって定められています

路線の距離に対して、シーズンごとに必要なマイル数(片道)です。国内線の特典航空券は片道から利用できます。
2024年10月27日以降の搭乗分から必要マイル数が引き上げられ、ハイシーズンは1,500マイルも追加になっています…。

路線の距離
(マイル)
L
ローシーズン
R
レギュラーシーズン
H
ハイシーズン
0~3006,0006,5009,000
301~8007,0008,50010,500
801~1,0008,0009,50012,000
1,001~2,0009,50010,50013,000

シーズンは、独自にカレンダーにマッピングして見やすくしてみました。

国内線の特典航空券が利用できるのは「普通席」のみ。プレミアムクラスを利用したい場合には、直前アップグレードで料金を支払うことでアップグレードできます。

また、直前に発表される「トクたびマイル」を利用すれば通常より少ないマイルで特典航空券が利用できる場合もあります。

空港使用料が必要な場合がある

ANAマイルとは別で、国内線では下記の空港を利用する場合に、空港使用料が必要になります。
例えば、羽田ー那覇を特典航空券で往復利用する場合(370円+240円)×2=1,220円必要になってきます。

発着空港大人
満12歳以上
小人
満3歳以上満12歳未満
新千歳空港370円180円
仙台空港290円150円
成田空港450円220円
羽田空港370円180円
静岡空港140円70円
中部空港440円220円
伊丹空港340円170円
関西空港440円220円
広島空港
2025/1/7購入分から
新規適用
340円170円
北九州空港100円50円
福岡空港110円50円
熊本空港200円100円
那覇空港240円120円

この空港使用料は特典航空券に限った場合ではなく常に必要な費用ですが、「特典航空券を利用していても必要な費用がある」ということですね。

国際線特典航空券に必要なマイル数

国際線の特典航空券の場合、必要なマイル数は行き先とシーズンに加えて、搭乗クラスによって異なります。さらにシーズンが行き先ごとに異なる日程で定められているので、とてもややこしいです。

国際線の特典航空券に必要なマイル数とシーズンについては別でまとめているので、こちらをご参照ください。

国際線は、燃油サーチャージなどの諸経費が必要

国際線は、特典航空券を利用する場合でも、燃油サーチャージや旅客保安サービス料などの諸経費が必要です。

行き先の国で定められた料金があるので、一覧表などにはできませんが、特典航空券を利用した場合でもそれなりの金額を支払う必要があると思っておいてください。

一番大きな金額としては燃油サーチャージです。行き先別の金額や推移をまとめてみているので、ご参考までに。

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特典航空券の予約方法(国内線)

事前準備や必要マイルが貯まったら、いざ予約をしていきます。まずは国内線から。

ANA公式サイト もしくはANAアプリ から予約します。
国内線の予約は、パソコンでもスマートフォンでもどちらでもやりやすいですが、ANAアプリからの予約が一番簡単です。

ANAアプリの下にあるタブから「予約」を選んで、「特典航空券」を選択すると、国内線の特典航空券の予約を開始できます。

出発空港と到着空港、片道か往復か、搭乗日を入力して、「検索」をタップします。
ここで人数の入力はありませんが、予約の後半に搭乗者を選ぶ画面があります。事前に特典利用者登録をしている人を選ぶことができますので、大丈夫です。

希望日程が満席の場合もありますが、「空席あり」となっていれば予約できます。往路の搭乗日と便を選び、復路の搭乗日と便も同様に選んでいきます。

搭乗日と便を選び終わると確認画面が表示されるので、内容を確認して「次へ」をタップします。ここに表示されている必要マイル数と金額は1人分なので、2人以上で予約する場合は、次以降の画面で改めて計算されます。

次に搭乗者を選ぶ画面になるので、ここで今回の予約で搭乗する人を選びます。内容確認にチェックを入れて「次へ」をタップします。

最後に人数分の必要マイル数と支払い合計が表示され、クレジットカード情報の入力画面になるので、支払い情報を入力して「予約する」をタップすると、予約が完了します。

予約が完了すると、通常の航空券同様に座席指定が可能です。

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特典航空券の予約方法(国際線)

次に国際線ですが、国際線の予約は情報が多いのでパソコンで操作する方がやりやすいです。

ANA公式サイト の「海外」タブから、特典航空券予約を選んで予約を開始します。

出発地と到着地、日程、クラス、人数を入力して、「検索する」をクリックします。検索結果が表示されるまでに少しだけ時間がかかります。

結果が表示されたら、搭乗する便を選びます。

国際線は「空席待ち」となっていることがほとんどです。根気よく待てば空席がでる可能性もありますので、空席待ちに申し込みましょう。

搭乗便、必要マイル数、支払い総額が表示されますので、「次へ」を押します。

搭乗する人を選びます。事前準備としてご紹介した「特典利用者登録」をしている人が表示されるので、搭乗する人にチェックを入れて「次へ」を押します。(自分はデフォルトでチェックが入っています)

ここで搭乗者は確定です。

これが最後の確認画面です。内容を確認して「空席待ち予約する」を押すと空席待ちへの申し込みが完了します。
この時点では、マイルの減算や支払いは必要ありません

空席待ちに成功して座席が用意されると、メールで連絡が来ます。そのメールに記載されているURLから支払いを済ませると、マイルが減算されます。

支払い金額も、座席が用意できた時点での燃油サーチャージなどが適用されるので、必ずしも空席待ち時点での金額とは限りません。その点注意が必要ですね。

予約が完了すると、座席指定や機内食の予約ができるようになります。

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特典航空券の変更・キャンセル

特典航空券として予約した航空券は、一定条件の範囲内で変更・キャンセルが可能です。

予約済みの路線を変更することはできませんが、日程や搭乗便の変更が可能なので、割とフレキシブルに使えます。ただし日程を変更する場合は、変更後のシーズンや燃油サーチャージ分が適用されるので、差分は発生します。

こちらも国内線・国際線で若干ルールが異なるので、まとめるとこんな感じ。

国内線国際線
路線変更××
日程・便の変更
空席がある場合のみ
差額のマイル調整あり

空席待ちの場合になる可能性あり
差額のマイル調整あり
変更手数料なしなし
キャンセル
未使用の場合のみ

未使用の場合のみ
キャンセル手数料1予約につき
3,000マイル/人
3,000マイル/人

悪天候や機材故障などが理由でキャンセルする場合は、3,000マイルの手数料は必要ありません。

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ANAマイルを使うなら特典航空券がお得!

今回は、特典航空券の予約方法についてまとめてみました。

ANAマイルは、特典航空券に利用するのが一番お得な使い方です。行き先やシーズンによりますが、1マイルが5円以上の価値を発揮する場合もあります!

1マイル=1円として利用できるANA Payもありますが、せっかく貯めたANAマイルの価値は、最大限活かして使いたいところ。

生活に少しの慣れを追加したらできる、ANAマイルを貯める方法を6つご紹介しているので、ぜひこちらもご活用ください。