国際線の航空券を購入するときに必要な燃油サーチャージ。値上がった/値下がったというニュースを見かけますが、それが相対的に高いのか安いのかよくわかりませんでした。
今回は、行き先別に発表されている燃油サーチャージについて、過去の推移とともにまとめていこうと思います。
燃油サーチャージとは
燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)とは、燃料の価格変動に対応するために運賃とは別に必要な料金のことです。航空燃料の価格が急激に上昇した場合に、そのコストを運賃に反映させるために導入されています。
燃油サーチャージは固定されたものではなく、定期的な見直しが行われます。市場の状況に応じて引き上げられたり引き下げられたりしています。
日本の航空会社であるJALとANAは、2ヶ月ごとに燃油サーチャージを発表しています。
燃油サーチャージは購入(発券)するタイミングの金額が反映されるので、実は搭乗するときの燃油サーチャージは安かった!なんてこともあります。(もちろんその逆もあり)
特典航空券を利用する場合でも、燃油サーチャージは必要です。航空券を購入するタイミングって難しいですね。
最新の燃油サーチャージ(2026年5月時点)
2026年5月時点で発表されている燃油サーチャージです。旅行開始国が日本の場合の片道あたりの金額です。
世界情勢の影響もあり、燃油サーチャージは大幅に値上がりしています。
2026年5〜6月購入分
| 路線 | ANA | JAL |
|---|---|---|
| 韓国・ウラジオストク | 6,700円 | 6,500円 |
| 東アジア | 14,700円 | 14,200円 |
| ベトナム・フィリピン・グアム 他 | 19,700円 | 19,500円 |
| タイ・シンガポール・マレーシア 他 | 29,000円 | 29,600円 |
| インド・インドネシア 他 | 36,800円 | 34,700円 |
| ハワイ | 36,800円 | 34,700円 |
| 北米・欧州・中東・オセアニア | 56,000円 | 56,000円 |
2026年4月購入分
| 路線 | ANA | JAL |
|---|---|---|
| 韓国・ウラジオストク | 3,300円 | 3,000円 |
| 東アジア | 9,400円 | 7,400円 |
| ベトナム・フィリピン・グアム 他 | 10,500円 | 9,500円 |
| タイ・シンガポール・マレーシア 他 | 16,300円 | 15,500円 |
| インド・インドネシア 他 | 20,400円 | 17,800円 |
| ハワイ | 20,400円 | 17,800円 |
| 北米・欧州・中東・オセアニア | 31,900円 | 29,000円 |
路線別の燃油サーチャージの推移
路線別に、2022年までの過去4間の燃油サーチャージの推移を見ていこうと思います。
「航空券がどんどん値上がりしている!」という勝手な印象がありましたが、もっと高い時期もあった模様。今後どうなっていくのか次第ですが。。
韓国・ウラジオストク
韓国・ウラジオストク路線の燃油サーチャージの推移です。

JALの方が高い設定の時期もあったようですが、2025年以降、ANAの方が高い設定で推移しています。
現在は、過去一番高騰していた頃と同じくらい。2022年には600円の時代もあったのかと思うとビックリします。
東アジア
韓国を除く東アジア路線の燃油サーチャージ推移です。

韓国・ウラジオストク路線とは異なり、ANAの方が高めの設定です。
JALは過去4年間で一番高騰中。ANAは最高値だった頃ほどにままだ至っていないようです。
ベトナム・フィリピン・グアム他
ベトナム・フィリピン・グアム路線の燃油サーチャージ推移です。
JALは、モンゴル・パラオ・イルクーツク路線も含みます。

JALとANAで設定価格に差があります。
ANAは過去4年間で一番高騰中。逆にJALは最高値だった頃ほどにままだ至っていないようです。
タイ・シンガポール・マレーシア他
タイ・シンガポール・マレーシア路線の燃油サーチャージ推移です。
ANAはミャンマー・カンボジア路線、JALはブルネイ・ノヴォシビルスク路線もここに含まれます。

インド・インドネシア・ハワイ
インド・インドネシア・ハワイ路線の燃油サーチャージ推移です。

欧州・北米・中東・オセアニア
ヨーロッパ各都市・北米(ハワイ除く)・中東・オセアニア路線の燃油サーチャージ推移です。

燃油サーチャージが不要な航空会社
日本の航空会社であるJAL・ANAでは燃油サーチャージが必要ですが、日本路線において燃油サーチャージが不要な航空会社もあります。
燃油サーチャージが不要な航空会社
- シンガポール航空
- ニュージーランド航空
- カンタス航空
- カタール航空
完全に不要ということではなく、運賃に組み込まれている場合がほとんどで、燃油サーチャージとして別途必要になることはない、という意味合いです。
マイルで特典航空券を発券する場合は、上記航空会社の運航便を選ぶことで燃油サーチャージは不要になるので、その分お得であることは間違いありません!
航空券をお得に買う方法
ANA国際線航空券は、定期的にタイムセールが開催されています。
タイムセール価格であっても燃油サーチャージは必要ですが、通常よりはお得に航空券がゲットできるので、タイムセールを予測してお得に購入してみてください。

