海外手数料が安いクレジットカードは?国内主要カードを比較!

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旅行や出張で海外に行くたびに気になるのが、クレジットカードの海外手数料です。
現地でサクッとカード払いしたつもりが、あとで明細を見て「思ってたより高い!」なんて経験、ありませんか?

2025年に入り、多くのカード会社が海外利用手数料を改定しています。今回は、クレジットカードの海外手数料を比較し、手数料が安いクレジットカードについてまとめていきます。

※ クレジットカードの宣伝はありません。なるべく損したくない一個人が、海外で使うべきカードの正解を調べてみた記録です。

海外のクレジットカード利用でかかる手数料とは

海外でクレジットカードを利用すると、2つのコストが発生します。

  1. 為替レートの変換
    現地通貨での支払いを、国際ブランド(VISA、MasterCard、JCBなど)の決めたレートで日本円に換算します。
  2. 海外利用手数料(事務処理手数料+国際ブランド手数料)
    換算後の金額に、カード会社の「海外利用にかかる事務手数料」が上乗せされます。
    日本の主要カードではおおむね 1.6%〜3.85% 程度が一般的。

この「海外利用手数料」が、利用するクレジットカードによって異なります。同じ100ドルを支払っても、カードによって請求額で数百円の違いが出てくるなんてことも。

気にしなければ大して気にならないこともないですが、物価高だし円安だし、少しでもお得にしたい。そんな気持ちで、クレジットカードの海外手数料を比較してみます。

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クレジットカードの海外手数料を比較

自分が持っているカードに加えて、友人たちが持っているカードを追加して、クレジットカードを10個ピックアップしてみました。
それぞれのクレジットカードの海外手数料を、国際ブランドごとに一覧にして比較。([ー]は非対応ブランド)

発行元JCBVISAMasterCardAMEX
楽天カード3.85%3.85%3.85%3.85%
イオンカード1.6%1.6%1.6%
PayPayカード3.85%3.85%3.85%3.85%
三井住友カード3.63%3.63%
JCBカード1.6%
エポスカード3.85%
セゾンカード3.85%3.85%3.85%3.85%
dカード2.2%
2025年12月1日から
3.85%
2.2%
2025年12月1日から
3.85%
au Payカード3.85%3.85%
ビューカード1.6%3.85%3.85%

2025年以降、各クレジットカードの海外手数料に改定が入っています。元々2.2%だった手数料が、各社3.85%に改定されていました。

  • 楽天カード:2.2% → 3.85%(2025年3月1日以降)
  • エポスカード:2.2% → 3.85%(2025年7月1日以降)
  • dカード:2.2% → 3.85%(2025年12月1日以降)

いつまた改定が入るかわかりませんが、比較表にしてみると、もはや2択であることが明確ですね…!

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JCBカード(海外手数料1.6%)

JCB発行のクレジットカードであれば、海外手数料が1.6%です。JCBは海外で利用できないことが多い印象ですが、海外手数料1.6%は最安!

海外へ行く際は、必ず持って行く1枚にしたいクレジットカードです。

ただしJCBブランドであっても、発行元が楽天カードやセゾンカードなどJCBではない場合は、発行元が定めた手数料が適用されるので注意が必要。

おすすめは、ANAカードをJCBブランドで発行すること。年会費はかかりますが、ANAマイルも貯まってお得です。私もこのカードを愛用中。

もちろん年会費無料のJCBカードもあるので、そちらを持つのもありですね。

イオンカード(海外手数料1.6%)

イオンカードは、どのブランド(JCB/VISA/Mastercard)でも海外手数料は一律1.6%です。(2025年9月時点)

比較表を見ると驚きですが、VISA/Masterで手数料1.6%となるのはイオンカードのみ。VISAかMasterでイオンカードを作って、先のJCBと合わせて2枚持っておけば、海外で利用できる店舗の幅が広がって安心です。

年会費永年無料のクレジットカードなので、持っていて損はなさそう。年間50万円利用すれば年会費無料のままゴールドカードになり、空港ラウンジも利用できるようになります。

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海外手数料を安くおさえるために

2025年の改定で、海外手数料が2.2%だったカードの多くは3.85%に改定されました。
そんな中で、JCBカードとイオンカード海外手数料1.6%はとっても貴重です。

  • JCBカード(JCBが発行元であること)
  • イオンカード(VISA or Master)

この2枚を持っておけば、海外でも安心してお得にカード決済できるはずです。

1.6%というのも破格な気がするので、またいつ改定されるかはわかりませんが、しばらくはこの2枚に、海外でのカード決済を頼るつもりです。