ANAマイルは、往復12,000マイルから国際線の特典航空券として利用できます。
ANAマイルを貯めて国際線の特典航空券に利用しようと考えている方は多いと思いますが、行き先ごとに必要なマイル数がどれくらいなのか、把握していますか?
私は、ビジネスクラスでヨーロッパに行きたくて目標マイルを貯めていましたが、行き先ごとのシーズン設定を見間違えていてマイルが足りませんでした。。そんな経験、もうしたくない。
ANAサイトで必要マイル数を把握するのが難しいので、独自にまとめなおしました。日本発着便のみに絞っていますが、どなたかのお役に立てると嬉しいです。
ANA国際線の特典航空券に必要なマイル数
ANAマイルを利用して国際線の特典航空券を利用するために必要なマイル数は、行き先・日程(シーズン)および搭乗クラスによって異なります。
行き先と搭乗クラスによって必要マイル数が異なることは想像できますが、行き先によってシーズン設定も異なるので注意が必要です。
ANAの公式サイトでいつも確認していたのですが、ページ内を行ったり来たりしなければ確認できず、さらに省略表記が多く難しいので、簡易的にマイル数がわかるように早見表を作成しました。
日本発着路線のみに絞って、行き先とエリアは下記のように分けています。この区分で必要マイル数が設定されています。
エリア | 行き先 |
---|---|
韓国・ロシア1 | ソウル ウラジオストク |
東アジア | 北京、大連、瀋陽、青島、上海、杭州、広州、厦門、成都、武漢、深セン 香港、台北、マニラ |
東南アジア・南アジア | シンガポール、バンコク、ホーチミン、ハノイ、ヤンゴン ジャカルタ、ムンバイ、デリー、チェンナイ クアラルンプール、プノンペン |
ハワイ | ホノルル |
オセアニア | シドニー、パース |
北米 | ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトル、サンノゼ ワシントン、ニューヨーク、シカゴ、ヒューストン バンクーバー、メキシコシティ |
欧州・ロシア2 | ロンドン、パリ、フランクフルト、ミュンヘン、デュッセルドルフ ブリュッセル、ウィーン、ミラノ、ストックホルム イスタンブール、モスクワ |
シーズン設定は行き先で異なる
シーズンは、L:ローシーズン、R:レギュラーシーズン、H:ハイシーズンで分けられています。
それぞれ設定期間が行き先によって異なります。年末年始や夏休みシーズンに設定されているハイシーズンの期間は行き先に関わらず同じですが、ローシーズンとレギュラーシーズンの設定が微妙に異なっています。
大きく分けて、下記3つのエリアで設定が異なっていますので、この3エリア区分でまとめていきます。
- 韓国/ロシア1/アジア
- ハワイ/オセアニア
- 北米/欧州/ロシア2
本ページではカレンダーにマッピングして、視覚的に理解できるようにしてあります。
韓国/ロシア1/アジア
ソウル・ウラジオストク
ソウル、ウラジオストクの2路線のシーズンごとに必要なマイル数(往復)です。プレミアムエコノミーとファーストクラスの設定はありません。
対象クラス | L ローシーズン | R レギュラーシーズン | H ハイシーズン |
---|---|---|---|
エコノミー | 12,000 | 15,000 | 18,000 |
ビジネス | 25,000 | 30,000 | 33,000 |
東アジア
東アジアの対象路線は、北京、大連、瀋陽、青島、上海、杭州、広州、厦門、成都、武漢、深セン、香港、台北、マニラです。
このエリアのシーズンごとに必要なマイル数(往復)です。ファーストクラスの設定はありません。
対象クラス | L ローシーズン | R レギュラーシーズン | H ハイシーズン |
---|---|---|---|
エコノミー | 17,000 | 20,000 | 23,000 |
プレミアムエコノミー | 30,000 | 33,000 | 36,000 |
ビジネス | 35,000 | 40,000 | 43,000 |
東南アジア・南アジア
東南アジア・南アジアの対象路線は、シンガポール、バンコク、ホーチミン、ヤンゴン、ジャカルタ、ムンバイ、デリー、ハノイ、クアラルンプール、プノンペン、チェンナイです。
このエリアのシーズンごとに必要なマイル数(往復)です。
対象クラス | L ローシーズン | R レギュラーシーズン | H ハイシーズン |
---|---|---|---|
エコノミー | 30,000 | 35,000 | 38,000 |
プレミアムエコノミー | 46,000 | 51,000 | 54,000 |
ビジネス | 55,000 | 60,000 | 63,000 |
ファースト | 105,000 | 105,000 | 114,000 |
シーズンカレンダー
韓国、ロシア1(ウラジオストク)、アジア(東アジア/東南アジア・南アジア)のシーズン設定は同じです。カレンダーにマッピングするとこのようになっています。
ハワイ/オセアニア
ハワイ
ホノルル路線の必要なマイル数(往復)です。かなり人気路線なので、空席待ち必須です。
【2024年3月更新】2024年4月18日以降に予約・発券する特典航空券から必要マイル数が変わるという発表がありました…。改定後の必要マイル数を赤字で記載しておきます。
対象クラス | L ローシーズン | R レギュラーシーズン | H ハイシーズン |
---|---|---|---|
エコノミー | 35,000 | 40,000 | 43,000 |
プレミアムエコノミー | 53,000 | 58,000 | 61,000 |
ビジネス | 60,000 80,000 | 65,000 85,000 | 68,000 90,000 |
ファースト | 120,000 | 120,000 140,000 | 129,000 160,000 |
オセアニア
オセアニアの対象路線は、シドニーとパースの2路線。シーズンごとに必要なマイル数(往復)です。
対象クラス | L ローシーズン | R レギュラーシーズン | H ハイシーズン |
---|---|---|---|
エコノミー | 37,000 | 45,000 | 50,000 |
プレミアムエコノミー | 54,000 | 62,000 | 67,000 |
ビジネス | 65,000 | 75,000 | 80,000 |
シーズンカレンダー
ハワイ/オセアニア路線のシーズン設定です。カレンダーにマッピングするとこのようになっています。ローシーズンが狙い目。
北米/欧州/ロシア2
北米
対象路線はロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトル、サンノゼ、ワシントン、ニューヨーク、シカゴ、ヒューストン、バンクーバー、メキシコシティです。
【2024年3月更新】2024年4月18日以降に予約・発券する特典航空券から必要マイル数が変わるという発表がありました…。改定後の必要マイル数を赤字で記載しておきます。
対象クラス | L ローシーズン | R レギュラーシーズン | H ハイシーズン |
---|---|---|---|
エコノミー | 40,000 | 50,000 | 55,000 |
プレミアムエコノミー | 62,000 | 72,000 | 77,000 |
ビジネス | 75,000 100,000 | 85,000 105,000 | 90,000 110,000 |
ファースト | 150,000 | 150,000 170,000 | 165,000 200,000 |
欧州・ロシア2
対象路線はロンドン、パリ、フランクフルト、ミュンヘン、デュッセルドルフ、ブリュッセル、ウィーン、ミラノ、ストックホルム、イスタンブール、モスクワです。
【2024年3月更新】2024年4月18日以降に予約・発券する特典航空券から必要マイル数が変わるという発表がありました…。改定後の必要マイル数を赤字で記載しておきます。
対象クラス | L ローシーズン | R レギュラーシーズン | H ハイシーズン |
---|---|---|---|
エコノミー | 45,000 | 55,000 | 60,000 |
プレミアムエコノミー | 67,000 | 77,000 | 82,000 |
ビジネス | 80,000 110,000 | 90,000 115,000 | 95,000 120,000 |
ファースト | 165,000 | 165,000 190,000 | 180,000 220,000 |
シーズンカレンダー
頑張らずにANAマイルを貯めるには
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