空港には何時間前に到着しておくべき?国際線・国内線別到着時間の目安

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空港に到着してから飛行機に乗るまでには、様々な手続きがあります。
利用するのが国際線なのか国内線なのかによって、空港に到着しておくべき時間の目安は異なります。また、時期や航空会社によっても異なってきます。
夏休みや年末年始などの繁忙期はとにかく空港が混雑するので、余裕を持って空港へ到着する必要があります。

今回は、国際線・国内線ごとに、空港に到着しておくべき時間の目安についてまとめていきます。

空港到着から搭乗までの流れ

まず、空港に到着してから飛行機に搭乗するまでの手順です。

空港に到着してから搭乗までの流れ

  1. チェックイン
  2. 荷物を預ける
  3. 保安検査
  4. 出国審査(国際線の場合)
  5. 搭乗時間までに搭乗ゲートへ行く

1. チェックイン

チェックインは搭乗に必ず必要な手続きです。
最近ではアプリやWebサイトからチェックインができる場合がほとんどなので、空港到着前に済ませておくことを強くおすすめします。

モバイルチェックインができない場合には、空港に設置されている自動チェックイン機を利用するか、航空会社のカウンターに並んでチェックイン手続きを済ませましょう。

2. 荷物を預ける

荷物を預ける場合は、手荷物預け入れカウンターに並んで手荷物を預けます。
航空会社や空港によっては自動預け入れ機がある場合があり、並ばなくても預け入れが完了する場合もあるので、事前に調べておくと安心です。

3. 保安検査

保安検査では、機内に持ち込む手荷物とボディチェックを行います。
保安検査は行列になっていることが多いので、余裕を持って通過しましょう。ギリギリになってしまった場合は、優先レーンが利用できるので、近くにいるスタッフの方に声をかけてみてください。

4. 出国審査(国際線の場合)

パスポートを提示して、出国審査を通過します。
最近は自動化ゲートや顔認証ゲートが導入されており、機械にパスポートをかざして、指紋の称号や顔認証するだけで通過でき、パスポートのスタンプも省略されています。
それでも行列になっていることがあるので、時間に余裕を持っておきたいところです。

5. 搭乗ゲートへ

一般的に、国内線は15分前から、国際線は30分前から搭乗が始まります。
広い空港では搭乗ゲートまでが遠い場合もあるので、自分の搭乗ゲートをしっかり確認しましょう。

国内線は45分〜1時間前に空港へ

国内線では、出発時間の45分〜1時間前に空港へ到着しておくと、余裕を持って搭乗できます。

国内主要空港を利用する場合は1時間前、地方空港を利用する場合は45分前に到着していれば安心です。保安検査に15〜20分並ぶことを想定して、空港に到着するようにしましょう。

夏休みや年末年始などの繁忙期の空港は混雑します。手荷物の預け入れや保安検査に時間がかかるため、通常よりもプラス1時間ほど早く到着しておくようにしてください。

また、ピーチやジェットスターなどのLCCを利用する場合は保安検査の締め切りが早い場合があるので、注意が必要です。

国際線は2時間半前に空港へ

国際線では、利用する航空会社に関係なく出発時間の2時間半前に空港へ到着しておくと安心です。

2時間半前に到着していれば、出国審査を通過した後、免税店で買い物をしたりラウンジでゆっくりしたりする時間が十分に確保できます。

ただし、連休や年末年始などの繁忙期には空港が混雑するので、3時間以上前に行くことをおすすめします。

繁忙期ではない時期に、国際線を利用した際のタイムスケジュールをご紹介します。チェックインは空港到着前にモバイルチェックインを済ませてあります。

出発2時間前に到着したとき(成田空港 T2)

成田空港 第2ターミナルを利用したときのタイムスケジュールです。午前9時の出発便だったため、始発で空港へ向かって2時間前に到着しました。

搭乗までに50分ほど余裕があり、免税店を見たりラウンジに入ったりできましたが、結構バタバタとしていた感じでした。
朝早めで空港がすいていたこともあり、2時間前でも十分に間に合いました。

出発3時間前に到着したとき(成田空港 T1)

成田空港 第1ターミナルを利用したときのタイムスケジュールです。午後1時の出発便で、ターミナルとしても大きい第1ターミナルからの出発だったので、余裕を持って3時間前に到着しました。

搭乗までに1時間40分の余裕があり、空港内を散策したりラウンジで食事をしたりする時間が十分にありました。

出発3時間半前に到着したとき(海外の空港)

帰国便で、海外の空港を利用したときのタイムスケジュールです。はじめて利用する空港は何かと不安なので、3時間半も前に空港に到着しました。

早すぎたなぁと感じつつ、買い物や食事がゆっくりできたので、結果的に良かった気もしています。

とは言え繁忙期でない限り3時間半前は早すぎるので、国際線の場合は2時間半前に到着するのがベストかなと思っています。

空港への到着は早いに越したことはない!

当たり前ですが、到着が早いに越したことはありません。
保安検査・出国審査を通過して搭乗ゲートフロアへ入ってしまえば、買い物や食事に時間を使うことができます。

国内線でも国際線でも、ラウンジがある空港がほとんどなので、ラウンジでゆっくり時間を過ごすのがおすすめです。ラウンジを利用することも、旅の楽しみになります!

空港ラウンジを利用するには?

空港ラウンジは、食事や飲み物、ラウンジ専用のWi-Fiなど、充実した設備が整っています。空港に早く到着しても、ゆっくり時間を過ごすことができて快適です。

空港ラウンジを利用するには、3つの方法があります。利用できるラウンジが異なるので、利用用途に合わせて検討してみてください。

1. ゴールドカードをつくる

ほとんどのゴールドカードには、空港ラウンジの利用が1つの特典として謳われています。

国内空港にはゴールドカードで利用できるラウンジが多いので、国内旅行が多い方はゴールドカードをつくれば、ラウンジが利用できるようになります。

ゴールドカードは年会費が高いイメージですが、年会費無料でつくれるゴールドカードもあります。
まだ持っていない方は検討してみてください。

ただし、国際線を利用する場合には、国内空港を含め海外の空港ではゴールドカードで利用できるラウンジがほとんどありません。海外旅行でラウンジを利用したい方は、プライオリティパスが付帯しているクレジットカードへの入会を検討しましょう。

2. プライオリティパスに入会する

プライオリティパスは、世界各国の1,500ヶ所以上の空港ラウンジを使える会員サービスです。
基本的には年会費が必要なサービスですが、クレジットカードの付帯サービスとしてプライオリティパスに入会できる場合があります。

国際線を利用する機会が多い方は、プライオリティパスが付帯しているクレジットカードをつくりましょう。

プライオリティパスの会員であれば、国内空港でも海外の空港でも多くのラウンジや施設を無料で利用できます。

3. 航空会社の上級会員になる

航空会社の上級会員になることで、その航空会社を利用する場合にラウンジが利用できるようになります。

例えばANAの場合、ANAをたくさん利用して上級会員(プレミアムメンバー)になると、ANAグループ便やスターアライアンス加盟航空会社を利用する場合にANAラウンジが利用できるようになります。

上級会員になるのは、なかなかハードルが高めではありますが、ラウンジを利用するための1つの方法としてご紹介しました。