韓国の格安航空会社であるジンエアーで、成田空港からソウル・仁川空港までの路線を往復で利用しました。
はじめてのLCCでしたが、オンラインチェックインや荷物預け入れなど大変スムーズな上、CAさんの笑顔が素晴らしく、格安航空とは思えない感動体験でした。
今回は、ジンエアーのオンラインチェックイン方法や出発当日の空港での手続きなどについてお伝えしていきます。
また、今回ジンエアーの予約をエクスペディアで行ったのですが、性別を間違えて予約されるというトラブル発生。同様のトラブルが多いようなので、どのように対処したかを最後にご紹介します。
ジンエアーの事前座席指定
エクスペディアなどの旅行代理店を通じて予約した場合でも、ジンエアーで直接予約した場合でも、予約番号という6桁の英数字が発行されます。
その予約番号を使って、ジンエアーのサイト から予約状況を確認でき、事前のサービス予約が可能です。
座席指定は有料で、400円〜2,200円まで。
オンラインチェックインが開始する直前に見てみましたが、まだ空席だらけです。
非常口の近くが良い!など絶対的な希望がない限り、オンラインチェックインの際に無料で指定できるので、事前予約は必要ないと感じました。
24時間前からオンラインチェックイン開始
フライト時間の24時間前から、オンラインでのチェックインができるようになります。パソコンからでもモバイルからでもどちらからも可能です。
思った以上にオンラインでチェックインしている人が少ない印象だったのですが、オンラインチェックインをしておくと、空港では荷物を預けるだけ。行列に並ばずに済むのでおすすめです。
当日空港のセルフチェックイン機を使っても良いですが、オンラインチェックインしている人たちから先に座席を指定していくので、残ってる席を選ばなくてはいけません。
事前にオンラインチェックインしておけば、座席も自由に選べます。窓側もとれるし、並び席もとれます。
ジンエアーのオンラインチェックイン方法
ジンエアーのサイト から、会員登録している方はログインを、会員でない方は予約番号で予約照会します。
「オンラインチェックイン」というメニューはないですが、「搭乗券」をクリックするとチェックインのボタンが出てきます。
チェックインを開始します。
ボタン名称がわかりにくいですが、ここでもまた「チェックイン」をクリック。
座席を選びます。
事前の座席予約では追加料金が必要でしたが、追加料金なく空いている席ならどこでも選択できます。めちゃくちゃ空いていて、好きな席が選べました。
これで、オンラインチェックイン完了です。
「搭乗券」をクリックすると搭乗用QRコードが表示されるので、印刷するかスマートフォンでキャプチャしておくとそのまま搭乗券として利用できます。
「搭乗券の送信」は、韓国の電話番号を持っている方限定のようでしたので、日本の方はスマホでキャプチャしておくことをオススメします。
空港で手荷物預け入れ
ジンエアーの預け入れ手荷物は15kgまで無料です!数あるLCCの中で、ジンエアーの強みですね。
超過すると1kgあたり11,000ウォンの追加料金がかかります。
機内持ち込み手荷物は10kgまで。というルール記載はありつつ、手荷物に関しては特に重さを測られることはありませんでした。
成田空港での荷物預け入れ
ジンエアーは、成田空港 第1ターミナルを利用します。
ジンエアーのカウンターでは、出発の2時間半前からセルフチェックイン機が使えるようになるという案内が書いてありました。私はオンラインチェックインを済ませているので、荷物を預けるだけ。
チェックイン開始時間前だったので、列はガラガラ。並ぶことなく手荷物を預けることができました。
仁川国際空港での荷物預け入れ
仁川国際空港では、ジンエアーは第2ターミナルの利用です。
仁川空港ではセルフバッグドロップが利用できます。こちらも誰も並んでいませんでした。
画面の案内に従って操作すれば、簡単に預け入れ完了。空港に着いて10分後には身軽になっていました。
LCCなので行列に並ぶ覚悟で早めに空港へ行きましたが、成田でも仁川でも、行列に出会うことはありませんでした。
ソウル駅での荷物預け入れ
ソウル駅のA’REX乗り場付近に各航空会社のカウンターがあり、チェックインと荷物預け入れが可能です。(事前にA’REXのチケットを購入する必要あり)
ただし、荷物預け入れ専用レーンはないので、チェックインする人たちと同じ列に並ぶ必要があります。航空会社や時間帯によっては並んでいるようです。
私が行った10:30頃は、ジンエアーの列は長かった。そのまま空港へ行く予定だったので、荷物を持ってA’REXに乗車しました。
フライトまで時間があって、まだまだ観光したいという場合には便利です。
ジンエアーの機内・サービス
ジンエアーに搭乗すると、CAさんは満面の笑みで迎え入れてくれます。美しい方ばかりで、見惚れてしまう。
機内では、軽快な音楽がずっと流れています。歌詞ありの曲が流れているのが新鮮でした。
座席はじゃっかん狭めに感じましたが、たった2時間半のフライトなので、特に問題はなし。
液晶モニタなどもありません。海外旅行なのに、国内線の気分。
座席の前に入っている冊子に、飲み物や食事の案内がありました(日本語記載はなく、韓国語か英語での記載のみ)。すべて有料です。
ジンエアーは以前まで機内食の提供があったようですが、2022年10月で終了したようです。
ソウルまでの2時間半、飲み物や機内食のサービスがあると慌ただしいなと感じていたので、このようなサービスが個人の選択に委ねられるのはとても合理的で良いですね。
ジンエアーとFSCのサービス比較
ジンエアーは、大韓航空グループの格安航空会社です。
LCC(ローコストキャリア)であるジンエアーとFSC(フルサービスキャリア)である大韓航空とでサービスを比較してみると、こんなところでしょうか。
ジンエアー | 大韓航空 | |
---|---|---|
事前座席指定 | 有料 | 無料 |
オンラインチェックイン | ○ | ○ |
預け入れ荷物 | 1個、15kgまで | 1個、23kgまで |
機内持ち込み手荷物 | 1個、10kgまで | 1個、10kgまで |
飲み物・食事 | 有料 | 無料 |
エンターテイメント | × | ○ |
あと、よく言われるのは定時到着率ですが、確かに今回、往復ともに出発は遅れました。どちらも理由は手荷物の運搬に時間がかかっている、ということでした。
仁川 ー 成田は特に45分ほど出発が遅れましたが、到着は定時の10分遅れ程度に巻き返していたので、ストレスに感じることはありませんでした。
利用目的や価格によって、LCCを利用するのはとても良いかも!と思ったLCC初体験だったのでした。
エクスペディアでの航空券予約は要注意
さて、最後に。ジンエアーでの体験はとても良かったのですが、予約時のトラブルについて。
今回、エクスペディアで航空券を予約しました。
予約後、ジンエアーのサイトから予約確認を行うと、性別が「男性」になっている…!
予約するときに性別を入力する欄はなかったし、アカウント情報には「女性」としっかり登録してあります。
予約内容とパスポートが違ったら、当日乗れません。完全にエクスペディアの不備です。
まず、チャットサポートから問い合わせ。
24時間無料サポートと記載があるのですぐ対応してくれるのかと思ったら、、2回も無視を決め込まれました。サポートがまったく機能していない!(なのに、チャットサポートいかがでしたか?というアンケートのメールが来る始末)
一度メッセージを送信したら、追加のメッセージ入力はできない仕様になっていました。
仕方がないので、長時間待たされることを覚悟してエクスペディアに電話。平日の15時頃電話をしたら、待ち時間なく繋がりました。
エクスペディア側の不備であることを伝え、変更を依頼。もちろん、手数料など追加料金はかかりませんが、通話時間9分15秒。なかなかの電話代。。
少しでも安く行きたくてLCCにしたのに。
「変更したら改めてメールを送るので、そのメールをもって変更完了です。」という案内をもらったのですが、3日経ってもメールは届きません。ジンエアーで予約確認をしてみたら、変更されていました。
変更完了のメールは来ていない。いろいろどうなってるんだ、エクスペディア。
エクスペディアで航空券を予約するのは、要注意です。
と言っても注意しようがないので、私は二度と使わないことにします。
使うなら、Trip.comが使いやすくておすすめです。
この記事をここまで読んでくださった方も、どうぞお気をつけて。